マヌケは僕だ


不意に目を合わせてくる君。嫉妬で狂いそうな僕を横目に、今日は隣のクラスの○○さんの腰を抱く。耳元で『──♡』と、僕に聞こえるギリギリで放つ。ここは教室だぞ。ホテルでやれよ。

空き教室に駆け込み泣く。堂々と『僕のだ』と言えない悔しさ。

追ってきた君は『好き』と言って抱き締めるクズだ。


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診断メーカーにて

『誰彼構わず、君は愛を吐く』をお題に

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