inside story 8 登場人物の裏話・雑談・懺悔

あくまで本編を読んだ人への言い訳みたいなものですので、本編を読んでない方は、本編を読んで頂きたいと思います。

今回は登場する人物の裏話や雑談です。


というわけで、11話で主要人物がほぼ出揃いました。今後、サブキャラクターは何人も登場するんですが、メインとなる3人には、だいぶ愛着が湧いています。

今回は、この3人の制作裏話をしていきたいと思っています。なお、ネタバレはしませんが、詳細を語る上で必要な内容は書いていきますので、知らないうちにネタバレの恐れはあります。



まずは主人公。一人称は「僕」です。身長175cm、体重は70~80キロと上下します。年齢は初登場時38歳。12話時点では40歳です。誕生日が5月です。

ベースは作者の身長と体重としています。行動するとき、身長がこれぐらいだとという想像がし易いのでそうしています。

最初は独身で生活している普通の人でしたが、20年前からタイムスリップしてきた彼女と遭遇し、以降は彼女の父親役兼恋人を演じることになります。

恋人を演じるというのがポイントで、一度娘と認識してしまった以上、父親としての感情が前に出てしまうようになってしまいました。恋人を演じるのも、本意ではないものの、彼女が初恋の相手であったこと、しかも彼女が求愛してくることにより、そちらの面を天然ジゴロとして出してしまうため、更に勘違いをさせてしまうようです。

趣味は作者の完全コピーとなっているため、ポータブルオーディオ、PC、スマホ、そして嗜む程度にアニメやフィギュアを収集している、典型的なオタクです。8.5話では彼女も乗り気だったとはいえ、渋谷凛コスプレをさせてしまうほど、渋谷凛をトレードマークとしているところがあります。

人の良さみたいなものが特徴であり、また、彼女のために色々手を回してあげたりと、頼りがいのある大人として書いています。2部までは。

3部に入り、同級生の彼女(奥様)が現れたことで、典型的な恋愛ベタであることが発覚。相手との距離感が分からなかったり、大人のデートが分からなかったりと、色々フォローしてもらいながら、勉強中という感じでしょうか。また13話で彼女(奥様)と、14話では娘(彼女)と関係を持つことになり、4部では3人で暮らしていく中で、喜怒哀楽と苦労してくれるはず...なのですが、実はこの後の展開で、彼が非常に落ち着いている理由や、彼女が彼に惚れてしまった行動などが明らかとなってきます。なぜ、彼女が出来る子と言ったのか?そして隠れた彼のもう一つの顔なども、今後の話で明らかとなっていくことでしょう。

いわゆる、負の部分のみを作者のコピーとしており、彼の性格などは、物語を追う事に生成されていったものであると思っています。



ヒロイン一人目。娘(彼女)です。2部までは彼女表記、3部以降は娘表記となります。一人称は「私」。身長は160cmちょうど。年齢は初登場時17歳、12話時点で19歳ですが、誕生日が10月のため、実際はプラス1歳の学年で表記されることが多いです。肩につかない程度のミディアムボブ、真っ黒な髪、顔立ちが良いものの、クラスでは5番目ぐらいに可愛いと評しています。ゆえ、彼女は中学生の時代より苦労が絶えなかったことが、今後の話で明らかとなります。

タイムスリップ以前は宇都宮にある女子校に通っており、大学生になって、王子様が迎えに来るとまだ信じている頃で、20年後の主人公と運命的な出会いをすることで、彼を運命の人として、また一人の人間として好きになってます。このヒロインの特殊性は、登場時点でもう主人公を好きであることであり、以降はどうやったら主人公と恋人になれるかを考えつつ、自分が並び立つぐらいに成長しようと、バイトを始めたり、大検を受けたりします。もちろん、この後大学生にもなります。

したこともないような色仕掛けをしてみたり、薄着でウロウロしてみたりと、なんとか性的に好いてもらえないかと努力しますが、20歳も年上のおじさんには通用せず、逆にそれが日常となっていき、更には主人公と似るようになっていったため、どういうわけかぐうたらな日々を送ることも結構あったりします。

元の世界では、勉学に集中出来るように、親が全てをやっていたため、家事全般が苦手。唯一出来るのが、洗濯物をたたむことになっており、彼女の日課でもあります。

11話で本来の彼女が登場したものの、瓜二つと呼ばれるぐらいで、特に生活などに変化が起きることもありませんでした。そして3人で暮らすことになり、4部では物語を牽引する役回りも増えてくる...と思いたいです。

なお、理由は分からないものの、コスプレや衣装を披露すると、何故か興奮してしまうようです。また、体の成長もするキャラとなっています。性的なところも成長するはず。

2部で成長していますけど、更に4部でも成長していくキャラクターで、作者としては、一番セリフを自分から話してくれるキャラとして、重宝しています。

なお、ベースモデルに関して、外観はいますが、ここでは書きません。また、僕が中学時代に仲の良かった女性たちのハイブリッドモデルの感じです。

性格に関しては、これも出来上がったキャラではないため、物語を追う事に生成されていったものだと思っています。ただ、たどたどしい誘惑などは、全て主人公の気を引くために行っているものであると考えてください。



ヒロイン二人目。彼女(奥様)です。3部11話で初登場。一人称は「私」。身長は160cmちょうど。年齢は初登場時39歳。誕生日が10月のため、主人公と同級生です。

こちらも同様ですが、肩につく長さのミディアムボブ、目がでる程度にぱっつん、真っ黒な髪、顔立ちの良さが凛々しさを出しているということで、美人になったはずなのですが、主人公からは可愛いと評されています。ちなみに、とある秘密により、娘とほぼ瓜二つと言われるぐらい、年齢による変化がありません。今後追加エピソードで明らかになります。

17歳の8月までの記憶は娘と全く同じものを持っていて、彼女も元々主人公が好きだったものの、色々な運命に翻弄され、その存在を忘れたままでした。そして、娘と彼が住んでいると知ったことで、会いにいき、そこでカッコ悪いプロポーズを受けて、堂々家族の仲間入りを果たすことになります。

以降は、娘とは姉妹のような関係(母娘の関係のときもある)、主人公は旦那様という位置づけで、支えていき、共に生きていく存在として考えています。

現時点で、まだ登場回数が少ないため、どういったキャラクターなのか分からない点はあるものの、いつの間にか合鍵で主人公宅に襲来し、娘の事後に関して談笑するなど、異様なぐらいに寛大な心の持ち主です。ちなみに、本編を読んで頂いてる方はご存知ですが、彼女が主人公と娘との行為を許しています。この二人になら浮気されても良いというような感じです。しかし、彼女メインの話の際には、暴れてくれます。まだ少し先なので、その時は変貌っぷりが分かるかと思います。

ちなみに、今後の話で出てきますが、人としては完璧主義であり、髪の長さが1cm程度伸びるごとにヘアスタジオに通うなど、パブリックイメージと家の中でのイメージが大きく変わってくる他、甘えグセみたいなものもついてきたりと、次第に母ポジションから若干外れていくようになります。しばらく先の話ですので、その辺はお楽しみで。

ベースモデルは娘と同じです。ただし、性格は甘え方を知らないという点をプラスしておきました。これも克服されちゃう感じです。



3人に共通して言えることなのですが、当初はここまで長くなり、更に続編を書いている最中なので、成長なのか退化なのかで、性格が大きく変わってくることも付け加えておく必要があります。なので、11話時と現在執筆中の58話時では、立ち位置も若干変化しているなど、面白いところではあります。作者としては当たり前かと思うのですが、この3人は思い入れも強いし、元々そういうキャラがいるということだけで、話の流れでキャラが確立されるようにさせていき、今も定まっていません。まぁ、僕の頭の中で三人があーだこーだ言ってるのをそのまま書き出してる感じなので、当初予想していた感じとは、突然話が変わったりするのもあります。まぁ、その辺どうなることかという感じですね。

本編を読んでいただくに当たっては、そういったキャラクターの成長や、おかしな一面、実は隠してたけどこうだったというような話が今後展開されますので、これを読んで頂いた後に、今後の話を読んでいただくと、キャラの理解には約に立つかなと思っています。



というわけで、ざっと裏話と雑談と懺悔をさせていただきました。

本編に差し支えない程度に、次回こそは13話で解説しようかなと思います。



というわけで、今回はここまで。お粗末。





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