42.睦巳の魅力を語る

番外編01は駿太朗が睦巳の魅力を語る回となりました。

時系列的には続きです。

ちょっとエッチです。

ヤることやった恋人同士だから多少はね?

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──駿太朗 View


充実した夏休みが終わり、2学期が始まって数日が過ぎた。


水族館デートと海にもう一度行った、後はお金の掛からない公園やショッピングモール冷やかしデートや家デートをして過ごした。心身ともに充実した、だけど休みが終わった事に物足りなくも感じる。


毎日顔を見たい、そういう思いが俺にも睦巳にも有って、朝は睦巳の家で待ち合わせる事になった、そして一緒に通学する。

これも幸せで掛け替えの無い時間だ。


睦巳を眺めていると俺の視線に気付き、なんだよ?と言ってはにかみ、照れ隠しに微笑みを返してくれる。

それだけで俺の心は満たされていく。


俺からすると睦巳はこの世で一番に綺麗で可愛くて美人だ。申し訳ないけど他の女は比較対象にすらならない。


笑顔が眩しくて周りの気分を明るく幸せにさせるし、微笑みは見る者をドキリとさせる、憂いを帯びた表情も妖艶さを醸し出していて、させるつもりは無いが悲しげな表情すら儚げで綺麗と感じさせ、泣き顔も少しの嗜虐心とそれ以上に俺が幸せにさせてやりたいと強く思わせる。

どんな表情でも似合うし見とれてしまう、でも一番は俺だけに向ける笑顔か微笑みだろう。


その声は魅力的で、普段の鈴が鳴る様な声色も耳に心地良く響き、トーンダウンさせた慎重な声色も俺を落ち着かせてくれる。

元気を出せと言われれば元気が出るし、頑張れと言われれば己を奮い立たせて頑張る事が出来る、耳元で優しく囁かれればこそばゆくも芯に響く心地良さを感じる。

限界を伝える声を聴くとより一層追い詰めたくなり、限界の声が聴こえれば俺も満足しつつも、もっと聴きたくなる。


腰まである僅かにウェーブがかった細くて柔らかいダークブラウンの髪、これを好きに触って良いのは俺と美容師くらいのものだろう、鼻筋が通り小さい鼻、二重で大きな瞳、沢山の長い睫毛、卵型の輪郭。

薄くて桜色の唇は何度味わっても飽きが来ず、肌は色白で染みの一つもなく、すべすべしているのにもちもちしていて触り心地は最高に良い、全体的に細い身体付きは俺の腕にすっぽり収まり、そして小さい身体に似合わぬ大きな胸、そのお陰で際立つ細いくびれ、そのくびれや腰を前や後ろからがっしりと掴むのは得も言われぬ征服感がある。

驚いたのは首から下に体毛は一切見当たら無い事だ、剃っているわけではないので舐めてもザリザリとした触感が無く、滑らかさと味わいを純粋に楽しめる。

おっぱいはとても大きく、当然染み一つ無く、僅かに青い血管が見えていてそれすら綺麗で、力を加えると抵抗少なく沈み込んで形を自由に変え、その後に張りで押し返してくる、いつまで揉んでても飽きない、暇があれば揉んでいたい。

乳輪は大きく乳首は小さく、綺麗な桜色をしていて色白な肌とのコントラストは最高に綺麗でエロい、色合いだけじゃなく手触りも最高で、頂点の周りはその周辺と比較して更に柔らかく頂点は興奮に合わせて硬さが増し、おっぱい全体で永遠に触ったり咥えていたい。

あそこも色素の沈着がなくて本当に綺麗で、具合が良すぎて未だに俺は慣れる様子がなく毎回限界まで我慢している、比較した事はないけど間違いなく最高だと思う。

回数制限がなければ一晩中どころか時間の許す限り体力が無くなっても続ける事が可能だろう。


そして性格も最高だ。

優しく、健気で、気を使う事が出来て、ノリだって悪くない、それに頭も良い、さらに俺に対しては一方的に頼られたり甘えたりする事を良しとせず、自分もそうありたいと努力する所。

俺自身はこんなにも睦巳に甘えてしまっていいのかと思うけど、まだまだ足りないらしい。

そして俺を心から愛してくれている。


その睦巳の全ては俺のものだ。

睦巳に愛され、睦巳を愛する事が出来る唯一の男、その全てを味わい睦巳の最奥で解き放つ瞬間はこの世で一番幸せな男だと自負出来る瞬間だ。


だから俺は睦巳に見合う男に成らなければいけない、睦巳と並んで恥ずかしく無い、そんな男になる。

そして睦巳を幸せにしてみせる。


俺は睦巳を愛している、他には何も要らないとさえ思う。


だけど現実には何も要らないというわけにもいかないので学校に行くわけなのだけれど。

大学に行って就職して、睦巳との結婚後も共に生活していくためには必要な事なのだ、仕方のない事なんだ。


◇◆◇


夏休み中に連絡があって、一緒に海に行った2人が付き合い始めた。

一度ダブルデートをしたけど、俺たちと向こうカップルの温度差がありすぎて俺たちは少し控えめにしてしまった。

どうやら女子のほうから好きになって付き合い始めたらしく、男のほうは気になっていた程度で、つまり好き同士では無いという事。

これからデートを重ねて好き同士になるか上手く行かなくて分かれるか。上手くいく事を祈ろう。

でもそれが一般的な普通のカップルだと思う、両思いから始まるカップルなんて少ないから。


そう思うと俺は本当に幸運だった。

睦巳の親友で、睦巳が女の子になって、俺が睦巳の男時代を覚えていて、睦巳が俺を頼ってくれて、俺は頼って良いと言えた。

どれか一つでも欠けていれば今の関係にならなかったし、睦巳の男友達連中を見ているとどうやら皆が睦巳に好意を抱いていたようで、俺もその一人だったかも知れないと思うとゾッとする。

睦巳は男時代の友達連中で好意を向けてくるやつには好意どころか嫌悪感を感じているようなのだ、男友達がどれだけ睦巳を好きになってもそれが達成される事はない。記憶が無いのと女の子になった影響なのだろうか。

可愛そうだとは思うけど今の俺からすると安心出来る。


そして行動出来たその時の俺は偉い、よくやった。

恥ずかしがったり、元男に膝枕なんて出来るか。なんて言わなくて良かった。そんな事は思いもしなかったけど。


結果的に睦巳は俺に依存して距離感がおかしくなり、俺は睦巳に強く惹かれた。


大分話が逸れたけど、時々その女子が睦巳を連れてサッカー部の見物に来るようになった、彼氏と一緒に帰る為に。

その時は俺も睦巳と一緒に帰れるので嬉しい。


見物に来てくれるのは嬉しいけど一つだけ問題があった。

俺はそろそろサッカー部を辞めようと思っている事だ。


睦巳と色々な場所にデートに行きたい、旅行にだって行きたい、それにはお金が全く足りないのだ。

それでバイトを始めようと思っているのだけど、部活をしているとバイトをしようにも時間が足りない、部活とバイト両方だと勉強する時間も、睦巳と過ごす時間も少なくなる。


そうなると一番優先度が低いのは部活だ、それを辞める事で睦巳と帰る時間は一緒になるしバイトも出来る、良い事だらけに思えたけど、睦巳の友達女子のカップルがいるとなると辞めてしまうのも躊躇われる。


今度睦巳に相談してみるとしよう。


◇◆◇


9月と言えば俺の誕生日も9月、睦巳なら忘れてないと思う、忘れてたら相当落ち込むぞ。

どんなプレゼントでも嬉しい、前にみたいに玄関前で待っててわ・た・し?なんてやられたら迷い無く睦巳を選ぶ。それでも良い。


俺の誕生日だけど俺もサプライズをする予定、丁度日曜日だし、それも楽しみだ。


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