第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部

八田部壱乃介

ひさかたの 向日葵想いて 月の顔


  ひさかたの 向日葵想いて 月の顔




 月も向日葵も、太陽の方を向いていながら、裏の顔を見せません。同じものに魅了されている同士、想うところあっても良さそうだなあ、と。


 また、「月」は秋の季語らしいですね。月の顔とは、表面という意味のみならず、秋が顔を見せる、季節の移り変わりを予感させられたらな、という意味合いも込めています。

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