「あれ、じゃない噂の」

「本当だ、マジで付き合ってるんだ」

「ごめん、神奈」

「・・・もう、気にしなくていいのに」

最近、神奈と俺が付き合ってることは学園全体に知られて居る。

そして、俺が悪くて有名なせいで神奈まで変な噂で言われてる。

「優くん、堂々としようよ」

「えっ」

「アイツらは嫉妬して居るんだよ。だから」

「・・・っ！」

神奈からキスをして貰う。

「えぇ」「こんな堂々とする？」「つか、あれ私達に見せつけてない？」

「おうおう、反応してますね」

「神奈、流石に恥ずかしい」

「何？？私が悪口言われてるのに、優くんは我慢出来ないの？」

「・・・神奈！！」

「・・・おっ良いね。今度からそう言う目で見られたらキスしよ」

「うん、ありがとうね。神奈」

「私もキス出来て一石二鳥だからね。」

神奈は俺に笑顔を向けてくれる。

幸せだ。

学校でこんなに幸せになれるとはもう思ってなかった。

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