謎 ~七つの選択~

山﨑或乃

巻頭言

 それは誰かが言ったコトバ。


 謎の数は七つでなければならない。


 何故なら七という数字は、神秘にして半端。始まりから終わり。そして世界。謎と同じ、完全には至れない悲しいモノだから。

 だからこそ謎を語る以上、その数は七つにしなければならない。そうしないと謎は薄れてしまう……。


未完で半端ものである謎を終わらせるため、その扉は開いた。


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