「地球儀」 ①

キミと旅する 地球儀の上


「次は、どこに行こうか」


キミが指差す 孤島



いいね、ふたりきりで

手を繋いで、歩こう

一緒に、波打ち際を

きっと、くすぐったいって、笑いながら、

キミは ボクに……

ボクは キミに……













ねぇ、

ボクを 置いて 逝かないで


まだ、旅していない キミと一緒に


もう少し、ボクの傍にいてくれないか










ボクには、まだ君の微笑みが見えるんだ


キミは眠ってなんか いないんだよ


だから……









キミと旅する 地球儀の上


「次は、どこに行こうか」



病室の窓から、潮の香りが 君をくすぐりに来た。











∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

この詩は、涼さんの「地球儀」にinspirationを受け、描いたものです。

https://kakuyomu.jp/works/16817330661029172320

続編といった感じでしょうか。

彼目線で、想いを綴ってみました。




※涼さんから、詩を書くことの許可は事前に頂いております。


涼さん、ありがとうございます!

(*^_^*)



【追記】

本作について、涼さんにも認めて頂いております。(コメント欄参照)





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