第20話

「うわぁ、ビックリした!!」


そこには春お姉ちゃんが居た。


「驚くだけなのね。残念」

そして、俺をぎゅーと抱き枕のようにされる。


く、苦しい。


「こうしても、全く慌ててくれない。」


「いや、辛い。苦しいよ。早く助けて」


「・・・む!」


余計に苦しく、なんで!!俺お姉ちゃんに何か悪いことしたっけ??


ヘルプ、妹、ヘルプ


「何やってるの、」


そして、来たのは夏お姉ちゃんだった。


夏お姉ちゃんでも良い!!助けて



「私も、私も混ざります!!」


うわぁー、暑い、苦しい!!助けて!!!


だけど妹には受信は届かなかった。

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