Day17 砂浜

 裸足で踏みしめた砂浜の熱さに悲鳴をあげた

 そんなことすら楽しかった、幼い日の記憶


 ひとり砂浜、膝を抱えて見る夕日は

 なぜこんなにも寂しいのだろう


 夜の砂浜に寝転んで空を見れば

 流星が夜空に線を引いている


 星にたくす願いさらさらと

 手の平からこぼれ落ちて

 波打つ浜の砂になる


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