中学生3年生・1学期-4

車を走らせる事約1時間。

そこに鷹兄のマンションはある。






「ただいま~」





……。

鷹兄が片付け苦手なのはしってるよ?

でもね。

限度ってモノがあるよね??




「はるか?」

「……。鷹兄!汚い……」



リビングにはカップラーメンやお菓子のゴミが。

しかも食器まで。

あーやだやだ。






それから30分。

私は鷹兄の家を掃除することにした。

ゴミ袋3袋分のゴミが出た。






「さてと、昼飯にするか?」

「うん!」

「何食べたい?」

「何でもいいよ?でも、鷹兄料理できるの?」

「何年、1人暮らししてたと思ってるんだよ!」

「鷹兄が作るの?」

「もちろん!」




で。

作ってくれたのは、チャーハンと餃子だった。





「美味しい!」

「はるか、餃子好きだもんな」






お昼ご飯を済ませ私は自分の荷物を片付けることに。







思ったより多いな。

教科書にタブレットにスマホ。

制服も。

鷹兄は制服は新しく買ったらいいだろとか言ってたけど。

今年卒業するのに。




そして、夕方






「ん?あれ?眠っちゃってたんだ」







リビングに行くが、鷹兄はいなくて代わりにメモがあった。




"夕飯の買い物に行ってくるな~"とだけ書いてあるメモが。





鷹兄が帰ってくるまでは片付けしよっと。




夜は簡単だからって鍋にした。

この間家から送られてきた野菜が沢山あるからなんだって。




そして。

ご飯終わってテレビ見ていると……。





「はるかー先に風呂入れよ?」

「明日の準備してからね」






何を考えてるのか鷹兄てば抱きついてきた。

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