1話 爆乳 卒業式

 学校に着いたら、なんと、学生全員が美少女ではないかっ!

 そりゃ誰でもびっくりするわ!

中でも1番びっくりしたのは、皆髪色が違うことだ。 皆髪色が色とりどりで、中には虹色に光ってる髪の子がいて、綺麗すぎて、頭がボーッとしてしまった。

 何故か翼が生えてる女の子も多数いた。


 昨日までは、しっかり男子と女子がいる共学の高校だったのに、何故こんなことになってしまったんだか、頭が追いつけない。。

 これは図書館で見た小説に書いてあった、


「パラレルワールドに迷い込んじゃった!」


って言うやつか??

 それだったら、興奮でしかない! 全く、、元オタク心が蘇るぜっ!!

っと次の授業行かなきゃ。遅れる遅れる!


 えっと、、次の授業は「魔力基礎??」

なんそれ?

聞いたことない授業だ。

魔力?そんなの使えるの?


 授業の始まりのチャイムが鳴る。

「ギイィィンゴォーンンン」

すっごい音のチャイム鳴るなー。と思いながら、魔力とは何か分からないまま授業が始まった。

 皆が火や水の色々な魔力を披露する中、私だけ魔力の出し方が分からず、うずくまっていたら先生が魔力の出し方を教えてくれた。


 「お腹と腕に力を入れて、感情に乗せてこの呪文を言うの」


 「私に隠されしこの力っ今、解き放たれよっ《漆黒緑眼(ブラッドグリーン)》!」


言われた通りにしたら、体から黒い煙が出てきて、その煙が私の身体全体を包み込んだ!

 そしたら少し経ってから、煙が消えた。

一同あれ?という顔をして私を見た。私もあれ?って顔をした。

 何も起こらない。なぁぜ??

そしたら私は異変に気づく。


 「、、、胸。。無くなってる。。」


 皆一瞬呆然とした顔で驚いた。その後我慢しきれずに爆笑の嵐。

 私だけ笑えなかった。せっかく手に入れた爆乳。。 1発魔力を使っただけで一瞬で散った。

 せっかく手に入れた爆乳だったのに、こんな一瞬で消えるなんてっ泣

 もう貧乳生活は卒業だと思ったのにっ。泣

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