第2話


 「痛っ」


足が引っかかって、転んだ。前を見ると後輩達が沢山いる。


 「先輩、何でこんな何もない所で転んでるですか」


 よく見たら元部活の後輩達だ。


 「・・・」


一対多、ここでのことを訴えても何一つ意味はないだろう。


 「ダサッいすね。あっ今の写真に収めて置きましたから」


俺を笑いまくる、後輩達


ーーーーーー

 学校に行くと、黒板消しが落ちてくる。


 扉より上の位置に紐で貼り付けて、扉を開けると落ちて当たるようになる。


「あいかわず、学習しないね!!アンタ!」

  

  姫宮 環奈はそれを見て笑う。クラスもそれを見て笑う。


 そして、席に座ると、机の中が汚い。


 それを見てクラスメイト達の笑う声がする。

 その後、俺の双子の姉が教室に入って来て、クラスメイトは喜び、逆にどうしてあいつはいつもディスられる。



 こんな毎日を日々送っている。



ーーーーーー



 限界だ。こんなサンドバッグの日々はもう終わりにしてるやる。


 実はもう既に様々な団体に頼み込み、証拠を集めている。



 俺はこれを解き放つ時が来た。

ーーーーー

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