前世の想われ人は皇帝陛下で今世では第一皇子に転生され漸く想いが成就

前世の記憶を持ったヒロインが、当時の想い人と今世では添い遂げたいと願っていたが、前世での自身の死間際の記憶が蘇ると、実は、その想い人は皇帝を亡きものとし、自らが皇帝になる惨虐者であったと思い出し、今世も同じ状況と知るや、想い人の転生者の悪事を止める展開の妙と、前世のヒロインを恋していた人がおり、その人も今世に転生しており、それが今世の皇子であり、前世ではヒロインが主君と崇めていた皇帝であったと、突飛な展開に驚かされました。只、ヒロインが前世の想い人が今世の皇子ではないかと、想い人と同じアザを持っていたからとの思いであったが、想い人ではないと認識すると、皇子そのものに惹かれていく、恋心の変化が素敵に表現されていると感じました。最後はヒロインが唯一の寵妃のして添い遂げされそうで感動しました。