新作企画案について

 のっけから非常に怖い話ですが……基本的に、レーベルのエース作品以外は常に打ち切りの恐怖と戦っていると思います。

 なので、新作を考えるのはとても大事です。

 同時にその作品が『市場』に耐えきれるものか? という冷静な判断も。


『作品が面白ければ、題材は何でも良いんじゃ?』


 おそらく、上記の台詞を言って良い作家様は非常に限定されます。

 過去に数百万部の売上をあげた、明らかに才能がある、レーベルとして勝負する、等々の判断がないと、そも企画が通りません。


・第一段階:3~5作品程『骨』の部分を編集様へ提出し

・第二段階:『いけるかも?』をプロットに

・第三段階:プロットが会議へ


 と、なるわけですが、幾ら面白くても、市場への訴求性がなければ旗色は悪くなります(この点、ラノベ作家にファンはつかない、と実しやかに語られていますが、数百万部の作家様となると、話は別だと思います)。


 既存作を書きつつ、次の作品も考え続ける。


 大変ですが、必要な作業だと思います。

 ……いやまぁ、一作を十年以上(年三冊なら30巻!)書ければ、本当は良いんですけどね。

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