異世界で気づけば世界最強になっていた

みなと劉

新しい世界へ

ある朝、いつもの通りに仕事へ向かう。

電車に乗り会社へ

今日も、パソコンに向かい

プログラムを打っていく

あと、少しで定時を迎える


「この書類を纏めて……と、よし終わり」

定時前に終わらせることが出来た

終業前準備をして帰り支度をすると定時になった。


「よし、帰るか」

今日も何も無い何時もの仕事の一時が終わる

帰りに今日は、スーパーへ寄り買い物をしてから

電車に乗り帰ることにする

切符を買い

電車を待つためホームへ


『まもなく電車が参ります』

さてと、僕は顔を上げる次の瞬間背中を押された

僕は線路側に落ちる


「え?」


そこからはもう記憶すらない状態

あ、これ

死んだとしかわからない


「『君には新しい世界へ行ってもらう』」

そんな声が聞こえたの最後に僕は意識を飛ばす。


僕は目が覚める

そこは僕の知ってる場所ではなく

泉が湧いている森なのだろうかそこにいた。

「ここは?どこだ……」

辺りを見回す 見たこともない木々や草花がある。


「そうだ!確か後ろから押されて……」

周りを確認する どうやら近くに人はいなさそうだった。


「とりあえずここが何処なのか確認しなくてわ」

立ち上がり歩いてみる 

ピコン

歩行レベルが上がりました。


(ん?いま頭の中に声がそして歩行レベル?)


腰を落として草を抜く。

ピコン

薬草を入手しました。

薬草学レベルが上がりました


(次は薬草学かしかもレベルが上がる)


アイテムボックスを利用可能になりました。

先程の薬草をアイテムボックスに入れますか?

はい

手にあった薬草が消えた

「あれ?」

えーとアイテムボックス

表示され

中を確認する


薬草が入っていた

「ほう、これはすごい」

スキルを使いこなせれば色々出来るかも

取り敢えずステータスを確認しよう 名前:なし

種族:人族

職業:なし

年齢:28歳

Lv.1 HP :150/150

MP :100/100

え!?名前なし!!

あ、ネームチェンジ可能とか?

システムオープンとかでいいのかな

あ、あった


『ネームチェンジ』

選んだ

名前をつけてください


「うーん……そうだな」

『アキト』

これで決定する ネームチェンジ完了しました。

「おお、名前がついた」


ピコン システムメニュー内のマップ機能が解放されました。

「おぉ、凄い」

早速開いてみると現在地が表示された。

表示したままマップ機能使えるみたいだ

所謂プロジェクションマッピングってやつだなと僕は解釈する。


「便利!」

しかし、なんとも殺風景な所だ 木しかない

「こんな所に人が住んでるのか?」

取り敢えず歩こうと歩き出す しばらく歩くと川が見えてきた


「綺麗な水だ」

喉が渇いていたこともあり水を飲んだ

「美味しい」

レベルが上がりました。

レベル2

HP200

MP150

少し上がってる。

魔法も覚えたらしい

確認しよう

『ファイアボール』

指先に火の玉が現れ飛んで行った。


「おぉ、スゲー」

ピコン 火属性魔法のレベルが上がりました。

レベル1→2 になりました

使えば使うほど上がるのかな

む、なんだこの感じ

ピコン

『気配察知』を覚えました。


気配察知のレベルが上がったことにより 半径50m以内の生物の探知が可能です。

スキルの使い方は感覚でわかるとのこと

「よし、やってみるか」

集中して周りを探る ピコン 気配察知のレベルが上がりました。

レベル3 半径50m以内なら生物、無機物問わず察知可能

「おお!便利だな」

魔物を発見した

調べられないかな

ピコン

『鑑定眼』を覚えました。


相手のステータスを知ることが出来ます。

「おお!これも便利な」

試しに使ってみよう

あの魔獣で『鑑定眼』を使ってみる。名前:ホーンラビット

種族:動物

性別:♂ LV.5 HP 350/350 MP 20/20 ふむふむ。強いのかな? まぁ、今の僕よりは強いだろうけど 倒すか倒さないか迷っているとこちらに気づき突進してきた


バトルスタート


「いくぞ!ファイアボール」

指先から炎の球が飛び出し 魔獣に当たり爆発した ピコン 経験値が加算されました。

レベルが6上がりました。

HPが500増えました。

MPが300増えました。

攻撃が当たるとダメージを与えられる


「なるほど」

続けて新しい魔法覚えたので使うことに

『フリーズスピア』

氷の槍が無数に現れ それが一斉にホーンラビットに向かって行く ピコン レベルが7上がりました。


HPが1000増えました。

MPが800増えました。

攻撃が当たり続けるとダメージ与えられる

「なかなかやるじゃないか」

それから何体か倒し

経験値を得る

レベルが上がった

ステータス確認名前:アキト

種族:人族

職業:なし

年齢:28歳

Lv.8

HP1700

MP1250

結構上がったな

ホーンラビットの肉を入手しているので

薪を集めて

ファイアで火をつける

レベルが上がった

キャンプスキルを取得しました

料理スキルを取得しました

ホーンラビットの丸焼きを食べました。

「美味しかった!ご馳走様」

そういえばホーンラビット倒した時

なんか石っころ入手したんだっけ

鑑定眼では『魔石』と表示されたけどこれは街とかで買い取ってくれるやつかな。


まず、人のいる村か街に行かないとな

今日はここで野宿することにした。

仮眠を取りつつ

魔獣などを『気配察知』使用しながらいたら

『気配察知』が進化して『周辺探索』になった。

これは便利だな これがあれば寝ていても大丈夫そうだ 朝になり起きて川へ行き顔を洗う 昨日手に入れた魔石をアイテムボックスに入れ


『周辺探索』で近くに人がいないことを確認してから アイテムボックスから残ったホーンラビットを取り出し解体を始める 皮と歯、爪など各素材入手。

川沿いを歩いていると少し離れた場所から街が見えた。

歩く

街の入口が見えてきた。

『鑑定眼』で見ると『王都』と表示されていた。

やはり、ここは大きな都市だったようだ 門番さんがいる

「身分証をお願いします」

「すみません。田舎者なので持っていないのです」


「え?持って無いんですか?」

「はい」

「じゃあ、通行料として何か頂けませんか」

「そうですね、あ、ホーンラビットの『魔石』はどうでしょう」

「それで構いません」

1個渡した通してくれた


「貴方は冒険者では無いんですね。ギルドがこの先にありますから登録すると身分証の発行をしてくれますよ

それとその付近に『交換屋』がありますからそちらで入手したものを『換金』とかするのはどうでしょう」

親切な門番さんで助かる。

「ありがとうございます。はい!分かりました」

まずは、『交換屋』に行くことにした。


「いらっしゃいませ」

「こんにちは!『換金』ってして貰えます?」

「はい!喜んで」

「えーとホーンラビットの魔石、歯、爪を換金してください。5つ程あります」

「それですと金貨2枚、銀貨5枚ですね」

「ありがとうございます」

交換屋から出ると

冒険者ギルドへ向かう

「すみません!ここでギルドの登録が出来ると訊いたのですが」

「はい!登録はこちらです」

受付のお姉さんの案内で個室へ

「こちらの部屋でお待ちください」

数分後、お姉さんが戻ってきた。

「お待たせしました。私は受付のミーナと言います。よろしくお願いします」


「僕はアキトといいます。こちらこそ宜しくお願いします」

「早速ですが、こちらの用紙に記入していただけますか」

名前、性別、年齢、職業、特技、希望する職種、得意武器、苦手武器、スキル、魔法、特記事項、その他必要事項

「書き終わりました」

「はい。拝見させて貰いますね……!!?」

「どうかされましたか?」

「あの、失礼ですが、おいくつですか?」

「28歳ですが……」


「そ、そうなんですか……」

「はい」

「申し訳ありません。私より年上とは思わなかったもので」

「いえいえ……そんな若く見えます」

「ええ、18歳くらいに見えちゃいました」


ええ!?若返ったのか!!やったぜ!


「あの、この『レベル』というのはなんでしょうか」

「それはその方がどれだけ強いかを表しています。レベル1なら大したことないかもしれません」

「なるほど。レベル5まで上げればそこそこ戦えるということですね」

「はいそういう事です」

するとお姉さんが

「このスキル量なんなんですか!?本当ですか!、?」

「ええそうですが」

「分かりました。登録は終了です

では、こちらがギルド証明証になります。身分証にもなりますので無くさないでくださいね」

今日はこれくらいにするか

ギルドから出ると宿屋を探す

『宿屋』の看板を見つけ中へ入る

「いらっしゃい」

「一泊いくらですか」

「食事付きで銅貨5枚だよ」

「じゃあ、とりあえず一週間分お願いします」

「あいよ」

部屋に入りベッドに飛び込む

疲れた~

ステータス確認

名前:アキト

種族:人族

職業:なし

年齢:28歳 Lv.10 HP4500 MP2000 攻撃 400 防御 390 敏捷 430 魔力 350 運 200 スキル 鑑定眼(神)

アイテムボックス

周辺探索、危険察知、歩行レベル5、魔術レベル5、大魔術師レベル5、剣術レベル5、料理レベル3

結構あるな

まあ、いいか

寝よう

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