第16話「ステータスと属性について②」



■■『アーカイブ:属性について』より抜粋■■


 


・基本4属性について

 

 魔法の習得時、最初から扱える4属性。

 

 人や魔物も自身の属性を持っており、ステータス値の比較によって決定される。

 

 自身の属性と一致する魔法は上位術の習得が容易となり、その効力も高くなる。

 

 

・属性の決まり方

 

 ①HP(÷10)+AP(÷2)

 ②MP(÷5)+防御力

 ③攻撃力+抗魔力

 ④魔法力+鋭敏

 

 上記の①~④のうち、


 ①が最も高い→火属性

 ②が最も高い→地属性

 ③が最も高い→水属性

 ④が最も高い→風属性

 

 最も高い数値のものが同率で2つまたは3つ存在する→無属性

 最も高い数値のものが同率で4つ存在する→星属性

 

 属性には相性が存在し、自身の属性の弱点となる属性の魔法を受ける際はより大きなダメージを受ける。

 

 ただし、この相性は「弱点魔法を受ける場合」にのみ適用されるため、

 

 例えば、火属性は風属性に高いダメージを与えることができるが、風属性から受けるダメージを半減させることは出来ない。

 

 そのため、ある一つの属性を除いて、魔法の攻撃を防ぐには、防御系の魔法やスキルを使うか、『抗魔力』のステータス値を上げることが主だった手段となる。

 

 基本4属性の相性は下記の通りである。

 

 (相性)不利←有利

  火←地←水←風←火

 

 

・無属性と星属性について

 

 無属性と星属性は、基本4属性に属さない――特異な属性である。

 

 無属性は、基本4属性と無属性自体も弱点属性となるが、その代わり、全6属性に有利となる【ノックス】の魔法が扱えるようになる。

 

 星属性は、全属性で唯一魔法ダメージ軽減が行える属性であり、基本4属性の魔法に耐性を持つ。無属性のみが星属性への有効打となり、星属性でも等倍ダメージを与えることができる。

 

 現代魔法は、MP効率の問題で、全ての攻撃魔法が単体を対象とするが、星属性で扱える【アウローラ】は唯一の全体攻撃魔法である。

 

 基本4属性および無属性の攻撃魔法にはそれぞれに対応する防御魔法が存在する。


 

・代表的な属性魔法


~攻撃系~

 炎玉【イグニス】(火)

 岩柱【テラ】(地)

 水陣【アクア】(水)

 風刃【ウェント】(風)

 闇喰【ノックス】(無)

 曙光【アウローラ】(星)

 

~防御系~

 鉄壁【フェレルム】(耐地)

 氷壁【グラシエス】(耐水)

 雲壁【ヌーベス】(耐風)

 灰壁【キニス】(耐火)

 鏡壁【スぺクルム】(耐無)

 

 


▲▲~了~▲▲

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