『元Sランクの勇者』だった俺は、仲間に裏切られた。だが、すぐにZランク達に勧誘された俺の正体は、隻腕・隻眼・隻足の最強でチートな奴だった件。

白咲焰夜

第1章

第1話 〜プロローグ〜

 ━━━━俺の名前は……ルイーネ・アリス。

……ここで、皆に問題だ。


いざ、仲間達から……武器を向けられて……

自分の事を……殺そうとしてきたら……。

一体……。あなたたちは、どう反応をする?


 ……何かしらで、弁解するか?

それとも……説得するか?

それとも……復讐するか?


 色んな答えがある中……俺の答えは……NO。

俺の中の正解は、俺の頭が真っ白になる……だ。


 ━━━━こんなに悲しい事はなかった。


……だって、仲間だと思ってたのに、、

仲間に剣や魔法で攻撃され……その攻撃は……

俺の腹や胸を貫かれた。


「グハァ……。」


 ……俺は、吐血した。


「な、なぁ……。

お前ら……。どう……。して……。

こん……な……。こと……を……。」


 そう言うと……。

賢者と魔法使いとヒーラーは嘲笑いながら……言った。


「ルイーネさぁ〜ww

まだ、生きてたのかよww

まぁ、仕方ないよなぁ〜?」


「お前がさぁ〜。

強すぎてさぁ〜。

こっちも、困るんだよ。

だって、俺たちが……サボってるだけじゃ……。

″示し″が付かないだろ?


だって、俺たちの活躍の場を"お前"が奪ってるんだからさぁ〜ww」


 と、言う賢者に……俺は、怒りを顕にした。


俺の能力……超回復で腹や心臓を回復し、、賢者達を……俺は、ボコボコにしまくった。


 そして、俺の気がスッキリした後に……

国から……永久追放の命令が下されたので、俺はこの国から消えた。


 こうして、俺は……とある事情を抱えながらも、、それを誤魔化しながら……出て行った。


 そう……″彼ら″は知らなかったのだ。

その″男″の正体を……。


 これから、綴られるのは……そんな復讐のつもりでもあり……これから第2の人生を歩んで行く……

そんな物語……。


「ふぅ〜!! とりあえず……なんとか……着いたァ〜!!」


 こうして、王都よりも少し離れた小さな村に……俺が今までの事情を説明したら……少しの期間だけ住まわせてくれた。


「とりあえず……今から一風呂浴びるか〜。」


 とりあえず、俺はこれから……ダンジョンでも……狩りでも……農園でも……いい。


 俺はこれからは、お金を貯めつつ……色んな所に旅をしよう。俺の目的は……ただ1つ……。


 ただ、俺は自分だけが生きて行ければいいのだ。

昔から願っていた"スローライフ"って言うやつを夢に見ていたからな。


 俺は、風呂を浴びて……なるべく早く就寝することにした。だが、次の日……俺が想像していたものとは、違う光景で予想外の事が次々と起こるのだが……。


それは、また……別の話である。

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