ひとつの純愛の死

これは単なるアイドルヲタの拗らせではない。

(ほぼ)絶対に結ばれ得ぬものへむける愛こそ自らの欲を断った真の純愛と言える、と何かで読んだ事がある。

その真の純愛が絶たれ、自らの贖罪とするほどの愛の死の瞬間をこの一編に目の当たりにさせられ、純愛の美しさと狂気に人の儚さを想う。

哀しくも美しい作品でした。