お恨み申します

平 遊

信じてる あなたの言葉を 胸に抱き あなたの迎えを 今か今かと

 信じてる あなたの言葉を 胸にき あなたの迎えを 今か今かと



 今はまだ難しいけど、必ずきみを迎えに行くから。


 彼女有り、または既婚者の、そんな言葉にほだされてしまう女心。

 今も昔も変わらないと思うのです。


 だって。

 好きな気持ちを抑える事なんて難しいうえに、両想いですよ?

 迎えにくるとか、言われているんですよ?

 待ってしまうじゃあないですか……



 先に『第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト』では、あまりにピュアな片想いを表現してしまったので、今度は少しダークな面もと思いまして。

 平安時代に遡れば、歌は相手へのお手紙みたいなものだったでしょう?

 イチャラブの恋文ばかりじゃ、無かったですよねぇ?

 相手への恨み言だって、多かったと思うのです。


 だから、今回のテーマは【恨み言】。

 ゆえに。

 タイトルは、【お恨み申し上げます】にしてみました(笑)


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