屋上のアイス、初めてのお楽しみ

この作品は校舎の隅っこでひとりお楽しみを堪能する「悪い大人」の鹿納あおいが、学校の全生徒が認める真面目ちゃんの生徒会長、篠森菫に不真面目な悪いことを教える歳の差百合作品です。

この作品の魅力は、二人の親密な関係と、真面目ちゃんの菫が悪いことを知っていく事に対する背徳感に有ります。

暑い日の学校の屋上で、こっそり悪いことをするふたりは何を感じるのか、二人で食べたはじめての味は?

読むと少しだけ悪いことをしたくなってしまうような作品です。
 
  1月16日 安藤栞