第2話 落下

ユーリは落ちていく、戦闘機と共に落ちるのか、自分だけ落ちているのかわからない「脱出装置は、動かなかったのか、死ぬな、」


その時、ユーリは不思議と落ち着いた気持ちだった、


「あの爆弾を防いだおかげで何人、助かるのだろうか、死ぬ?あまり怖くないな、それより、もう、空を飛べないのか」 


ユーリの心は段々と暗闇に入っていく、ユーリは不思議な体験をする、巨大な竜が彼をじっと見ていた

「やはり、地獄行きか」

竜は問う

「なんじ、もう一度、空を飛びたいか?」

「飛びたいです、空は良いのです、どこまでも青く、広くて、」竜は頷く

「その願いを叶える為に戦士としてもう一度戦ってくれ」

ユーリは承諾する

「ああ、もう一度、飛べるなら再び戦士になって構わない」

ユーリの意識は薄れて行った

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る