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  • あとがきへの応援コメント

    読ませていただきました。
    面白かったです。
    ユーフォって吹奏楽とかあまり知らない自分みたいなのからすると、一番絵も音も浮かびづらい楽器なんですが、何が書き手を刺激するのか。その在り様故か⁉︎

    女性でない、少女小説なんてほとんど読んだことない自分からしても、これは少女小説ではないよなあ、とは思いました。
    いや別に青春小説で、いいんじゃないの、と思いつつも、なんだろ、少々ヤンキー寄りすぎなのじゃないかとw
    なんか気が短いというか、少女特有のピリピリした感じではなくヤンキー的感情行動直結型みたいなキャラが多く、主人公だけがそうならまだしも、わりとそういうタイプばっかりに見えるのが、その気配を感じさせるのかな、と。
    まあ、実際は案外そんなもんかもしれないですが(特に吹部とか意外と体育会系だろうし)、少女が主人公である動機が弱いというべきか。べつに少女だからもっと繊細であれとか恋愛に興味持てとは思いませんが、対比や立ち位置の見せ方でもっと主人公を魅力的に見せるべきだったのではないか、と思いました。
    はっきりとミステリ、もしくはホラーなんかだったら、このままで良いのでしょうが。

    筋運びとか謎なんてなかったとか、それでもひとつ説明のつかない余白がぽつんとあるとか、〆の描写とかは読み応えありました。なもんでキャラですね、キャラ。

    アフターフェスティバルですが、ルルルだったら角川の学園小説大賞とかのほうがよかったのでは?

    作者からの返信


    丁寧なコメントをありがとうございます。いまさらですがレビューも感謝です!

    >ユーフォって吹奏楽とかあまり知らない自分みたいなのからすると、一番絵も音も浮かびづらい楽器なんですが、何が書き手を刺激するのか。

    ええ、まあ、不憫な子みたいなもんなんで w、ついつい使いたくなりますね。吹奏楽ぐらいでしか活躍しない楽器ですから、この種の音楽の象徴みたいに感じる人が多いんじゃないかと。あと、この話のケースでは、一人っきりで務まるパートというのも重要でした。主人公は、本来なら村八分にされかねない面もあったんですが、ユーフォパートはこいつ一人だし、そこそこうまいし、レギュラーから外せねえな、というシチュエーションを作る必要があったので。

    >なんだろ、少々ヤンキー寄りすぎなのじゃないかとw

    あーなるほど……って、猪坂輝未というキャラは今回の改訂で新たに入れた人物なんで、中間部の、「ぶつかり合ってすっきり」みたいなシーンは、もともとの版にはなかったんですけどね 笑。
    まあ確かに、思春期の少女らしい「ぴりぴりした感じ」ってのは書けないですねー。書く気もないけど。

    >対比や立ち位置の見せ方でもっと主人公を魅力的に見せるべきだったのではないか、と思いました。
    はっきりとミステリ、もしくはホラーなんかだったら、このままで良いのでしょうが。

    うん、そういう意味では、「ミステリーもどき」の中で都合よく動いてくれるキャラ、という意識でしか書いてなかったかも知れません。改めて考えると、早苗には悪いことをしました。まあ、最後に部長に出世させてあげたから、それで許してほしいなと……だめかな?

    >ルルルだったら角川の学園小説大賞とかのほうがよかったのでは?

    学園はねえ、なぜか敷居の高さを感じてましたね、あの当時は。
    あと、吹部なんて、学園もののうちには入れてくれないよな、といういじけた気分もありましたし。いやほんと、あの当時は「ザ・スニーカー」でも「電撃文庫マガジン」でも「コバルト」でさえ、吹部が舞台の小説なんてひとつも見なかったし。

    まあいずれにしても、少女向けレーベルを全否定するところから出発するべきだった、というのはわかりました ^^。展開そのものはポジティブに受けとめていただけたようで、嬉しいです。

    あとがきのどん詰まりまでお付き合いくださいまして恐縮です。改めて、ありがとうございました!

  • 1 早苗の疑懼への応援コメント

     初めまして。たまたま貴方様の近況ノートが検索でヒットして、何気なくここにやってきて読ませてもらったのですが、文章がとてもお上手で驚きました。

     小説のほうもひとつ、1話だけ読ませていただきましたが、期待通りの作品だったので読むペースは遅いですが、じっくり読ませていただこうと思います。

     なにぶん初心者なもので、表現方法は稚拙ですが、ご迷惑でなければコメントなんかも折りを見て残していければと思っております。

     ああ、ちなみに。僕も書いてますが、貴方様の趣味ではないと思いますので、読まなくていいです(笑)こちらが勝手に読んでいくだけなので、全然無視してもらってもいいです。

     よろしくお願いします。

     

    作者からの返信

    コメント並びにフォロー、ありがとうございます。ご丁寧な挨拶までいただいて、恐縮この上もありません。ご覧のとおり、小説家志望崩れが隠者を気取りつつも自己承認欲求を抑えきれずにぐだぐだと書き散らしているだけの空間ですが w、いささかなりともお楽しみいただけましたら幸いです。

    ……お名前は、つげ義春氏へのリスペクト絡みだったりします? 「メメ」と書かれると「メメクラゲ」をどうしても連想してしまうのですが。関係なかったら無視ということで。

    >僕も書いてますが、貴方様の趣味ではないと思いますので、

    第三話まで拝読しました。充分面白いです 笑。日頃見てる深夜アニメも、半分はこういう系統のものですから、異世界系も趣味ではないというわけではないです。まあ、分野としてはやり尽くされた感じがしますから、自分から手掛けようとは思わないだけで。
    だんまりで失礼しつつも、ぼちぼち読ませて頂きます。ひとつだけ余計なことを書いておくと、私個人は「乳はデカければいいというものではないだろうっ」派です ^^。

    本作は、ファンタジーにもホラーにも正統派青春小説にもなりきれなかったはみ出しもので、ラストの「亜空間投げっぱなし」みたいな反則技に至っては、未だに自分でも確信が持てずにいるオチですが、反面、ここまで収まりの悪い作品など、商業誌ではまず読めないだろう、との自負はあります(まあ開き直りですね)。実はツッコミどころ満載の問題作ですから、どこからでも遠慮なくつついていただければ。
    最終話までどうぞよしなに。


  • 編集済

    13 風の往く末 への応援コメント

    少ししんみりとした、さわやかな最終話でした。最後の最後を締めくくる、早苗の文章がとてもよいからだと思いました。明るめの学園サスペンスということでしたが、私、結構はらはらして読んでいました。呪いの秘密を探ろうとする早苗に反感をもつ部員たちと、早苗が対立するところが。周囲から孤立して、吾郎とは最初からウマが合わないし、夢子とも仲違い。明るく描かれてなかったら、かなりシビアなお話になるのでは、と思いました。輝未に襲われるシーンなど、かなり暴力的に細かく描写されているのに、その後の二人の会話はユーモラスで、しかも尻叩きでお祓い? 私としては、千歳の口にした「曲の旋律や形式に不幸の要素」という推理が頭に残っていて、このことを軸にした謎解きがラストにくるか、などと思ったりしました。あ、今思いついたのですが、呪いの件については最後に吾郎がみんなに説明しているから、このお話は謎解きというわけではなく、やっぱり基本的に青春音楽譚なのですね。ああ、それにミステリーではなく、サスペンスだとあらすじに書かれていました。空色のワンピースの女性は謎のままでしたが、ファンタジーとしてそんなふうに余韻を残すのも、私は好きです。ともかく、ラストまで楽しく読ませていただきました。

    作者からの返信

    コメントならびにレビュー、ありがとうございます!

    元の版では、最終話はコンクールから帰って夕空を見上げているところで終わりでした。ただ、その形だと「呪いはこの後どうなるのか」が曖昧なままで、結局こういうことがこれからも楓谷で続いていくようにも見えます。一方、「風追歌」の怪しげな噂は近いうちにすべて払拭される見通しが立っているので、そうなれば正式な楽譜出版の話も持ち上がるだろうし、必然的に閉じられた田舎町でのローカル伝説なども、自然消滅の方向に向かうのでは、と思いました。とはいえ、そこらへんを細かく書いていくとエンディングの風情がなくなりますので 笑、出版楽譜の添付ブックレット中の一ページの形で、楓谷中学のその後と、事実上の"呪い"の終焉を暗示する文章を付け加えた次第です。
    つまりは、早苗のこの文章が最後に来たのは、妥協の産物だったのですが、ポジティブに受け止めていただけたのであればよかったです w。

    基本、本作は「深刻な話のようで、根っこはコメディ」というイメージで書いたつもりですが、部分的にはしゃれにならないサスペンス要素とか多少ぞくっとするスピリチュアル風味も入れてありますので、作者が抑え込んだつもりであっても、ことさらに不安感をあおる形になってしまっていたかも知れません。怪我の功名だったらよろしいのですが、はっきりいってそれは湾多の未熟さゆえのものだと思います ^^。こういう、「実は何も心配するようなものはなかった」というストーリーは恩田陸がよく書いていて、それを模倣したというわけでもないのですけれど、なかなか大作家のようにはいきませんね。

    なんだか書き手以上に深くストーリーに没入していただいたようで、ありがたい限りです。予定以上に中盤の追加部分が膨らんで、正直、全体のバランスなど、自分でもよくわからないままのところもあったりします。が、とりあえず今のところは、お楽しみいただいたとのお言葉に寄りかかる形で、完結の解放感にもう少しだけ浸らせていただこうかと。

    最後まで親身におつきあいいただき、ありがとうございました。

  • 9 風の問わず語りへの応援コメント

    読み応えがあって楽しんでる途中だし、感想も最後にまとめてと思ってるんですが。
    先日ここ読んだ時に気づいたミスだけ、

    >「え、どゆこと?」
    >「酒科と夏目が……」

    え、夏目なんていたっけ、と思ったのはここだけの秘密ですw

    作者からの返信

    おおぅ、これは!
    ご指摘ありがとうございます!

    本作は過去のリメイクなんですが、実のところ名前には四苦八苦しまして、たとえば「真菜穂」はよくよくチェックしてみると大部分の箇所で「真奈穂」になっていたのを、第二話で「菜」の字の方を正解としてしまったため、以後ずっと間違い探し&訂正を繰り返すはめに。
    当の第二話のタイトルさえも、つい今しがたまで間違った方で気づかないままだったというのは、ここだけの秘密ということで 笑。

    まだ何箇所かありそうな気がする。見落としありましたら、またよろしくお願いしますm(__)m。

  • 13 風の往く末 への応援コメント

    古くから『学校の怪談』というジャンルがあるように、『学校』と『不思議な出来事』の相性は抜群ですね。そんな王道の設定をクオリティの高い描写で仕上げ、とても面白い作品だったと思います

    これからの作品も楽しみにさせていただきます

    作者からの返信

    コメント並びにレビュー、ありがとうございます。
    丁寧で隙のないミステリー作家の柏木さんからお褒めに預かり、面映ゆくもくすぐったい心持ちです w。
    最後のオチなどは、反則すれすれだという気もするのですけれども、まあ中学校の、それもみんなが好き勝手なことを言い交わしている大人数の部の中、おまけにコンクールという「去りゆく夏」を地で行くようなイベントに絡めての怪談話、合わせ技でなんとか体裁を取り繕えていただろうかとは思います。
    ほぼひと夏の間、お付き合いいただきましたこと、改めて御礼申し上げます。読んでもらえる当てがあるというのは嬉しいものです ^^。重ねてありがとうございました!

  • あとがきへの応援コメント

    自ら紹介やコメントはしないと決めていたのですが、湾多様には多々コメントをいただいていますので、参考になればと、初コメします。

    さすが小説講座で学んだだけあって、湾多様の文章はしっかりしており安心して読むことができます。作品やコメント内容から、私の知らない作品をたくさん読んできたことも分かります。
    中学の吹奏楽部が題材となると、やはりメインの読者は中学生、高校生ぐらいになるのでしょう。その前提で考えると、中学女子の心理描写云々については、違和感は感じませんが、湾多様自身が書かれているように、文体はかたいのだと思います。〝文豪〟のような風格さえありますから。
    小説を学生に読んでもらいたいなら文体は検討の余地があるのでしょう。しかし、私的には、文体は変えずに読者層を広く設定した方が良いのではないかとおもいます。
    1人称にするとしても、中学生のリアルな自分ではなく、たとえば大人になった自分が、子供や孫が楽器を初めたのを契機に、自分の過去を振り返るような……。そこでは中学生の自分を1人称で走らせられます。
    そうして今更ながら、あの時の謎に思い至る、……といった展開なら、大人の読者を若かりし時代に導いていける。その時は、ミステリーでもホラーでも、可能性は開けます。結婚相手が実は犯人だった。……ハッピーエンドが主流の現代ではこの落ちは勧められませんが……。逆に、思い返せば知らないところで伴侶に助けられていた、といった人情噺は可能かと。
    ミスマーブルのように安楽椅子に揺られながら、昔の活躍を振り返り、謎を解く。……まぁ、時間の経過があるので派手な物語にはなりませんが、場合によってはほっこりした物語にできるような気がします。(私は、ほっこり、不得意ですが)

    ピント外れな感想、意見になったかもしれません。ご容赦ください。
    いずれにしましても、次作を楽しみにしています。

    作者からの返信

    めったにいただけないコメント、そしてレビューとありがとうございます!

    文体ですね w。これは書き出したころに色々と自己突っ込みを繰り返していた点ではあります。風格があるかどうかはともかく、独特の息の長さとリズムがあるようで、でもそのうちに、小説講座なんかでもみんな慣れてしまったのか、あえて取り上げる方はいなくなり、カクヨムでもなんだかそういう方向に落ち着きつつあるような。そんな中で改めてその点に触れていただき、なるほど、と思いました。

    「一人称でかつ大人の自分の過去を振り返るような文体」で読者層を広げる対応――こちらもなるほど、と思いました。正直、そこまで対象読者に配慮して書き始めたことがありません。書きあがってから、まあ誰でもいいから読める層の人が読んで、と放り投げているようなところがありますんで 笑。次に学生メインのストーリーを書く時に、改めて意識してみたいと思います。

    お言葉をいただいて、休眠状態のアイデアのいくつかに灯が入ったような感触があります。作品化までにはまだ何段階か必要かもしれませんが……急にらしくない文体が錯綜するような小説が現れたら、ああこれか、とご笑覧いただければと思います。

    毎回真っ先に、最後まで読み通していただいて、ほんとうに励みになりました。コメントを往復させる機会が持ててよかったです ^^。改めてあがとうございました。
     

  • あとがきへの応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     レーベルとか意識して書いたことは無いのでなんともコメントしにくい(^^ゞ

     でも女性向けであるのなら、おそらくは男女の思考的な傾向の差異なのでは?エイルのは恋愛系のスキルではありますが『男は解決する生き物で女は共感する生き物』そのくらい根本的に違うΣ(゚Д゚)

     例えば、パソコンが壊れた。この状況を男が話す場合は、どうにかしてパソコンを修理したい。問題の解決の相談です。困ってるとか分かってるしどうでもいい。

     女なら壊れて困ってる気持ちを共感共有したい。問題の解決は求めてない。〝困ってる〟この気持ちが最も大切で〝共感〟がしたい。

     男性諸君にいきなり問題解決する方法を探ったり状況を聞き出して颯爽と直すよりも、気持ちを聞いて共感したほうがはるかにモテるよって話しなんですよ。助けを求められたその時に、解決するための行動開始しても遅くは無いですから。

     これを元に考えると、根本的に行動原理が男性より過ぎて、女性の感覚と違った?と推測します。でも本作をそんな主人公に差し替えるとストーリーが成り立たなくなるので、どうにもアドバイス出来なかったのでは??

    〉どないせえっちゅーねんっ。

     たぶんその〝問題解決する〟という思考過程、考え方そのものがそもそも〝女性向けレーベルと違う〟というのが答えかと、おっさんなエイルによる論理的に説明する推測的な回答ですけども(^^ゞ

     エイルが女性向けにするなら?これは不可能です。基本的に理系な上にいわゆるグレーゾーンな軽度の発達障害未満なので、自分自身の感情の言語化ですらちょっと苦手(笑)ですから。

     作家としてはエイル終わってるなぁ(; ・`ω・´)

     でもこの知識は差別じゃなくて区別だし傾向なだけなのだけども、同志なおっさん達よ!!女性との会話には凄まじく役に立つからな( ー`дー´)キリッと添えておきます。

     逆もまた使えますけどね(*^_^*)女の人には男に気持ちの共感を求めても無理だからな!!男は問題解決にしか使えないぞと(笑)


     最終話の返信でありますが
    〉愛しているからこそ、勝手に持ち出されて怒った、という見方〜

     作曲家本人の語りがない以上は怒りの気持ちの何割かは愛が原因としてあるでしょうし、本当の興味がない駄作なら別名でバレなきゃいいや。商業利用しなければいいやと放置したかもというのは、読み取れました。エイルも創作する人間ですしね(*^_^*)

     それでも、あのコメントを書いたのは端的に言えば理系なエイルはロジック、裏打ち的なのが、好きでエイルの趣味だから\(^o^)/万人受け?冗長的?女性向け?そんなの気にしてません(笑)

     役に立つコメントなのか、無駄に長いだけなのかは分かりませんが、解答にカスってればいいなと思います(^^ゞ

    作者からの返信

    最後まで熱いコメントの数々、ありがとうございます!

    >『男は解決する生き物で女は共感する生き物』そのくらい根本的に違う

    さすがにエイル様はよくお分かりでいらっしゃる 笑。
    そーなんですよねー。それらしいことも、何人からか聞いたんですけれどね。「そもそも女の子はこんな風に一人で行動したりしない」とかね。「でも今回の場合は転校生が孤立するパターンだから、ぎりぎりありなのかも」とか。結局「難しいねー」という話でした。つまり、本作のストーリーそのものが女性主人公向けではないのかな、ということだったんでしょうかね。そうは言っても、少女探偵がぐいぐい解決する話ってあるし。そのへん、小説論としては一筋縄ではいかないのでしょう。
    まあでも、湾多の愚痴に共感していただけたことは、それとしてありがたく受け止めます ^^。おっさん同士でも共感は大事ですよね。

    エイル様には第一話から時に的確な合いの手を、時に湾多の見落としをご指摘いただき、ずっと親しくコメントを送っていただいて、感謝の念に堪えません。最後のぐだぐだまで丁寧にお付き合いいただきましたこと、ひたすら恐縮です。いささかでもお楽しみいただけましたら幸いです。改めてありがとうございました!

  • 13 風の往く末 への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     !?

     女の人の正体はホラーというところで見事に騙されました\(^o^)/

     ファンタジーとして捉えてもエイルは正体に気が付かなかっただろうとはと思いますけどね(^^ゞ

     エイルはこの終わり方は作品にとても似合っていると思います(*^_^*)音楽って協力することって素晴しいですね(*^_^*)


     でも奇跡が起こるほどなのなら、作曲家には愛して欲しいと思いました。伝え聞きなので想像範囲を超えないから、正確な心情は不明とはいえ、精魂込めたからこその奇跡であって欲しいかったです。

     例えばこの曲はどんなプロでも演奏するレベルに達してないから世に出さない!!と素晴しい曲を世に出すべきだ!!という親子喧嘩による確執と、呪いという伝承。そこにこの正体ならエイルは即レビューを書いたと思います。

     普段ならこれほどの完成度が高い長編作品へ、どうこう言える立場でもエイルはないし、そもそも書ける実力ありません(^^ゞなにより『風追歌の夏』という作品そのものがとても面白い事は事実です。

     だからこそもったいないと思い、ついつい下手な意見を書いてしまいました事をご容赦下さい。

    作者からの返信

    最終話まで興味深いコメントをありがとうございます。
    少なくとも外してはいないよ、ということのようで、ひとまず安心しました w。

    >奇跡が起こるほどなのなら、作曲家には愛して欲しいと思いました。

    なるほど、と思いました。ファンタジー的な裏打ちを考えるのであれば、それも分かります。ただ、別に津見倉さんはあの曲を愛していないわけではないんですよ。ある意味、愛しているからこそ、勝手に持ち出されて怒った、という見方もできるわけで。いやまあ、「そういう見方もできる」という話ではありますが。

    吹奏楽にやや屈折した思いを抱えつつも、書き出したらなんだかスゴい響きの音楽を作ってしまった。その時、作曲家の胸の裡にあったのは何だったのか――みたいなエピソードも、入れようと思えば入れられたんですけれど、ちょっと冗長かなと思ったんで、そこは察してくださいということで失礼しました。などと申し上げる一方で、作り手の愛着とか意欲なんかに関係なく、傑作が出来てしまうことってありますしねー。それを言うと身もフタもなくなるんですが 笑。

    まあ、本作も晒しているうちに定期的に手は入れていくと思いますので、コメントは貴重なご意見として、この後も再考の糧とさせていたただきます。「完成度が高い」とのお言葉、まことに恐縮です。よろしければ次の「あとがき」まで、よろしくお付き合いくださいますよう。

  • 12 吾郎の述懐への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     呪いはとっても納得(^o^)/

     謎の女の人はまさにホラー!?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

     誰だ??該当する人いたっけ??

    作者からの返信

    最終話直前まで丁寧なコメント、ありがとうございます!

    呪いの解釈は、結局そこしかないというか。
    もう少し「まさか」という要素が入れられればよかったんですけれどね。たぶん序盤あたりからばればれだったんではないかと ^^。

    最後の謎は、最終話でご確認ください。まあこれも……答えはとっくに出ているというか。
    明日は言い訳その他満載の「あとがき」アップします。もしかしたら、これがいちばん面白いかも w。


  • 編集済

    11 部員たちの慚愧への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     一気に物語が動いて気がついたらハーレムの主になってる!?トランペットな先輩も混ざれば完成か(笑)

     残るは謎?ホラー?ファンタジー?の正体かな?どんな答えなのか((o(´∀`)o))ワクワクです(⌒▽⌒)

    作者からの返信

    毎度楽しいコントをあがとうございます!

    こういうのも逆ハーレムって言うんでしょうかね……。まあ、最初が集団の中の不和で始まるのなら、最後はその反対側に行くしかないだろうとは思います ^^。ちなみに、作品中で出てきた映画「ブラス!」もまさにそんな展開でした。あっちは、日本で言う職場バンドの話で、不景気とかリストラとかが絡んでる話だったので、終わり方がビターな大人のストーリーって感じでしたけど。

    残る謎は……ええと、最初の版での講評では、いたくびみょーな評価だったと、あらかじめ逃げ道作っておきますね w。って言うか、タグその他のヒントから、もうオチは見え見えなんではないかと。でも、いささかでも「ほほう」という感想で読み終えていただけば嬉しいですね。

  • 10 夢子の鬱屈への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     まさか壮大な親子喧嘩が呪いの正体なのかΣ(゚Д゚)???


     逆に田舎だからこそ先生が呪い関係者か、その世代ってすぐに分かりそうな気がしますけど、どうなのでしょう??

     特にOBの方々なら年齢も近いし、呪い関連なら色々と噂が出回らないのかな??

     それはさておきリハーサルじゃないのかΣ(゚∀゚ノ)ノと一番衝撃を受けました(笑)

    作者からの返信

    ご多忙の折にもコメントありがとうございます!

    >まさか壮大な親子喧嘩が呪いの正体なのかΣ(゚Д゚)???

    ぶっちゃけ、そういうところもありますね。最終的にどういうことなのかは、最後まで読んでもらったところで判断していただくということで ^^。

    >逆に田舎だからこそ先生が呪い関係者か、その世代ってすぐに分かりそうな気がしますけど、どうなのでしょう??

    うーん、そこはねー、いろいろ言い訳は入れてあるんですけれど、やっぱり説得力が弱いところかもしれませんね。
    こういう情報のねじれって、田舎町に限らず、普通の大都会の学校でもあるんですけれど、小説の中だとどうしても弱いですねー。
    布施吾郎自身、楓谷で生まれ育ったわけではなく、この地とも長らくご無沙汰だった、という説明を、どこかで入れるべきだったかなと思います。それを暗示しているシーンは、この先に一応あるんですが。
    まあ、小改訂は全話終わったところでまた考えますということで。

    >それはさておきリハーサルじゃないのか

    ゲネプロの話ですかね? ゲネラルプローブ=「舞台稽古」なんで、リハーサルといえばリハーサルなんですけれど、半日なり数日なり借り切る形になると、中身はもう普通の練習ですから。
    近年は他の学校の吹部も参加して、客も呼んでのコンサート形式にするのが一般的です。この話みたいに、部の中だけで完結する練習は、はっきり二十年ぐらい遅れてる描写かもしれません w。田舎町ですから、と無理な言い訳で、ここのシーンは改訂しませんでした。

  • 9 風の問わず語りへの応援コメント

    実際に吹奏楽部に所属していたのでしょうか?
    素人目線で恐縮なのですが、部活動の描写がしっかりして面白いと感じました。

    『学園モノの面白い作品は、授業や部活動の描写がしっかりしている』という説が私の中にありまして、こちらの作品はとても楽しく読ませて頂いております。

    これからの展開楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    吹奏楽は、中学校時代にどっぷり漬かっておりました。ただ高校は、当時住んでいた市内にはどこも吹部がなかったので、青春のすべてを吹奏楽に賭けた……という学生時代になれず、それだけがちょっと心残りなんですが。
    でも、代わりに文芸部に引っ張り込まれて、今の湾多があります ^^。

    なんだかんだで、ん十年前の練習風景なんで、しかもそれに湾多の「こんな部活ならいいな」という願望も投射されていますので、色々と現状からずれてるところもあるかもしれません。そのあたりも加味しつつ、お楽しみいただけたら幸いです。

    次回以降、ちょっと更新日程が詰まり気味になりますが、どうぞ最終話までよろしくお願いいたします。


  • 編集済

    9 風の問わず語りへの応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     何だがだんだんホラー要素が減ってる!?謎の消える女性がホラーですけど、なんだかいつものパターンですし(^^ゞ

     分かりそうで分からない呪いがそろそろ牙をむくのかな?

    作者からの返信

    毎度のコメントありがとうございます!

    とにかく本作は「微ホラー」ですんで……でも、どん詰まりまでホラー要素は入れたつもりなので、お楽しみいただければ幸いです、はい。

    >分かりそうで分からない呪いがそろそろ

    ええっと、ストーリーの山場は一応用意してますんで……あとは「解説編」がうだうだした感じになってなければいいなと……まあ今となっては、そう読んでいただけることを祈るばかりですね、はい。

    あと、ちょっとスケジュールが最後イレギュラーになります。今日明日中に案内出しますんで、最終話までよろしくお願いいたします。

  • 8 光葉の掣肘への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     ここで恋バナ!?先生モテモテなんですね(*^^*)

     トランペットの先輩はダメでもこれだけ行動力があれば成就出来るのでは??

     手さえ出した証拠なければセーフでしょうし(*^_^*)一線超えたと噂流れたら地獄だと思いますが((o(´∀`)o))ワクワクそれはまた楽しそう♪

    作者からの返信

    ほんわかしたコメントをありがとうございます ^^。

    本作の前の版を発表した際、小説講座の主に女性参加者からいろいろ突っ込まれたんですが(「あとがき」でまた触れます)、そのうちの一つに「主人公と布施先生との関係が噂にならないはずがない」というのがありました。仲がいいほど何とやら、というのもさることながら、一応女性向けレーベル前提で書きました、と言ってしまってたので、なおさら「そこは入れなきゃダメでしょう!」ということだったようです。
    正直、私は「?」だったんですけれど(ですから、今回の版では「文芸寄り路線」という位置づけで書いてるつもりです)……まあ吹部のリアリティを突き詰めたら、この手の会話が一切ないと言うのも確かに不自然なんで、横道に入りがてら、要素を入れてみました、という感じです。それにしても、こういう話を入れると、いっぺんに「ただのラブコメ」と化してしまうのは、いかんともしがたいですね……うーん、次で路線戻します 笑。

  • 7 輝未の懐猜への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     呪いよりも、やっぱり怖いのは人間じゃないかなぁ??((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

     空気読めって当たり前に言うけれど、分かってて無視する異端児こそ発明家や開拓者だし、失敗することも多いけども(´Д⊂グスンそもそも発達障害とかで苦手な人もいるし(^^ゞ

     人間みな同じ行動したら面白く無いじゃんとか思うエイルは変人なのかな??

    作者からの返信

    今回も早々のコメントありがとうございます!

    >呪いよりも、やっぱり怖いのは人間じゃないかなぁ?

    結論はやはりそういうところにいきますね。「田舎町」を舞台にした以上はね。
    ただ、ずっと田舎暮らししてる人たちからすると、外から来てまるっきり自分たちの規範と違う行動をする人物は、それ自体恐怖でしかないわけで、少しそういうディスコミュニケーション的なことも描いてみようかなと……あ、やばい、当初の構想から逸脱してきた w。

    やぶへびになる前に、そろそろ風呂敷たたんでいきます。

  • 6 原西の怯懦への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     ん?あからさまに女の人が怪しいけど、どうなのかな??

     ところで、妹フラグへし折ったようで、かえって意識を向けられるからフラグを強固に突き立てたりしてないかなぁ?

    作者からの返信

    今回もコメントありがとうございます!

    >あからさまに女の人が怪しいけど

    いまだに名前の出ない「女性」ですね。
    いやいや怪しくなんかないじゃないですか……と言っても、説得力ないでしょうねえ 笑。

    >妹フラグへし折ったようで、かえって意識を向けられるからフラグを強固に突き立てたりしてないかなぁ?

    まあ原西君は諦めないかもしれませんね。かといって、怖いのを振り切って早苗にアプローチするのも作者がうざい……もとい、メインキャラでもないのにでしゃばるな……もとい、や、やはり呪いの刷り込み恐怖は強固なものだと思いますので、さらに暑苦しく迫ったりはしないんじゃないかと。


  • 編集済

    5 夏実の鷹揚への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     呪いの概要は分かったような分からないような??肝心なところだけキレイに抜け落ちてる(´;ω;`)

     しかし4まで数えられたらって(笑)試験勉強してなさそうだし、成績不足で部活動停止とかありそう(^^ゞ

     どーでもいいですが10進数は指が10本なのと、人間の数認識能力の問題らしいですよ(笑)

     計算は割り切れる数の多い12進数とか16進数の方が小数点が少なくて便利とかΣ(゚Д゚)

     超どうでもいいので、こっそり追記(笑)

     8進数は3で割り切れないのと、繰り上がり繰り下がりが早くて計算難易度が上がるし、巨大数の桁数が多くなるので不便ですね~(泣)なにせ8の次は10、18の次は20となりますΣ(゚Д゚)これはヤバい。


     なお12進数では仮ではありますが1、2、3、4、5、6、9、7、8、9、A、B、10、11……となりまして

     十二進数計算してみます。

    B÷3=4 
    1÷3=0.4  
    B÷5=2.49724972497 
    10÷6=2.2
    A÷5=2

     なんて計算になりますね(゚A゚;)ゴクリ10進数の13=12進数の10なので繰り上がり繰り下がりも減って巨大数の桁数も当然減りますね(*^_^*)

     5は約数に無いので3みたいに1が割り切れない数字になる、なんて不思議な世界です。(*^_^*)九九の覚える量は12マス×12マスなので144通りということになりますがΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

     12の約数は2、3、4、6
     8の約数は2、4
     16の約数は2、4、8
     10の約数は2、5

     地味に12進数は1が4つもの数字で割り切れる凄い子なのです(笑)厳密には小数点以下増やせば約数の倍数も割り切れますが(・・;)

    作者からの返信


    毎回のコメントありがとうございます!

    >呪いの概要は分かったような分からないような??肝心なところだけキレイに抜け落ちてる

    さすがに鋭い突っ込みでいらっしゃいます 笑。
    あまり細かく説明しすぎると、○○○であることがばれてしまう、というパターンですね w。
    繰り返しっぽい言い方になりますが、タグに微ホラーとあるところから察していただければと。

    早苗の「3まで数えられればいい」発言は、その昔の、少年少女の偏差値対策を仕事にしていた頃に見聞きしたものから想を得たシーンでして。
    単純にこの程度の引算が暗算で出来ない子なんて、山ほどいますからね~。で、口答えだけは年と共にグレードアップするんで、こんな会話は毎日のようにしてました ^^。
    早苗について言えば、テストの場面で筆算でやれば、一応の正解は出せる、というタイプだと思ってください。中学以上はその程度の計算力でも何とかなりますし。

    >計算は割り切れる数の多い12進数とか16進数の方が小数点が少なくて便利とかΣ(゚Д゚)

    でしょうねえ。子供から触れさせるのなら、8進法あたりがベストかも。
    楽譜をただ読んでいくだけなら、実際、8までしっかり数えられれば十分だったりします。


  • 編集済

    4 風の通り道への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     おや?オカルト?ファンタジー?要素きましたかね?

     ちょっとオカルトホラーポイけども、やっぱり生きた人が、一番のホラーですよね(゚A゚;)ゴクリ盗作マジで怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルなんとなーく盗作ホラーは無くなった気はしますけどね(*^_^*)

    作者からの返信

    毎回のコメント、ありがとゔございます!

    タグにもあります通り、本作は微ホラーですんでw、あんまりオカルティックな見せ場と言うか、「キタキタキター」っていう場面には乏しい……と申し上げておきます。

    >やっぱり生きた人が、一番のホラーですよね

    それは間違いないでしょうね。この話もそろそろそういう……おっと ^^。
    と、とにかく謎解き要素を前面に出してますんで、あんまりドタバタとかアクションのお楽しみは少ないんですけれど、なんとかついてきていただけたらありがたいです。中盤以降もよろしくお願いします。

  • 3 千歳の通察への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     盗作疑惑ですかぁ(゚A゚;)ゴクリこれはある意味オカルトホラーよりもホラーなのでは((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

    作者からの返信

    毎度のコメントありがとうございます!

    まあ盗作をホラーと認識できるのは、そこそこ年が行ってからですよね。中学生の場合は、それがらみで殺しが入ったと妄想が高まって、ようやくホラー足りえるところですが……謎の先行きをお楽しみください w。

  • 2 真菜穂先生の韜晦 への応援コメント

    カレーハンバーグです。
    私のコメントの返事に、貴重なお時間を費やして頂き感謝します。
    そして、ご教授有難う御座いました。

    小説以外でもそうですが、教科書は正解なのでしょうが、教科書通りにしか動けないようでは日々進化する世間にはついていけないですね。

    人の数だけ正論がある。
    言い換えると、正論は無い。
    いや、あるのでしょうが時と共に新しい手法が生まれ幅が広がり、それにより論争がなされるのでしょうね。

    かなり勉強になりました。
    そして、カクヨム内で読者に評価されるヒントをもらいました。

    ラノベという言葉が出来た理由も理解出来た気がします。

    お相手して頂き感謝します!

    最後になりましたが、副顧問の歯切れの悪い言い回しが、色々と想像を掻き立てられます。
    執筆頑張って下さい。応援しております(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    基本、話を聞いてくれる人がいるとテンションが上がる人間なんで 笑、こちらこそ怪しげな講釈をお相手いただき、恐縮です。

    この手の我流の理屈がどれだけ評価に結びつくのかはなんとも言えませんけれど、いろいろと矛盾する意見を聞いてしまった時に袋小路から抜け出るには役立つかもしれません。例の三人称文のルールなども、私も一時期途方に暮れたことがあります。下手に謙虚になろうとした時に限って、自信たっぷりの偏った意見を読んだり聞いたりしてしまうもんです w。

    あと、前のコメントでは省略しましたが、「三人称文などにキャラの心の声が入っている」という文のあり方については、文学理論の方で「意識の流れ」とか「内的独白」などの術語を使っての、裏づけみたいな説明もあるようです。元は純文学から始まった文体と言うことですね。私はそこまで深く調べてませんが、参考まで。

    本作も続けてお読みいただければ幸いです。まだしばらくは謎を仕込んでいる段階ですので、さまざまに想像をお楽しみください ^^。

  • 1 早苗の疑懼への応援コメント

    コメント失礼します。
    果てしなく初心者で、小説については完全に無知であります。
    近況ノートを見て凄そうな人だなと思い、作品を拝読させて頂きました。

    私の感想など要らないと思いますが、とても次話が気になり面白かったです。

    ここからは質問です。
    あまりにも初心者過ぎて答えるのがバカバカしければスッとばして下さい。

    まず、この作品は三人称ですよね?
    冒頭から主人公の心の声が描写されていましたが、あれはOKなんですか?

    それと、「ある者は気まずそうに、ある者は神妙な顔で受け止める」とありましたが、これは見た人がそう思ったことで、三人称においてもこの描写はOKになりますか?

    知識が乏しくてすいません。
    私の中では、三人称での地の文では事実しか描写出来ないと思ってましたので……。
    例えば、「やらやれ、という顔で」と本文中にありますが、この場合「眉を左右逆に動かし、への字口で」としないといけないものだと思ってました。
    こういった描写も有りなんですね。

    突然すいませんでした。
    変なやつが来たとスルーして下さい。
    ではでは……。

    作者からの返信

    カレーハンバーグさん、初めまして。そして、コメントありがとうございます!

    あからさまに「俺様のいうことを聞け!」みたいな書き込みでない限りは、どのようなコメントも大歓迎です ^^。正面きっての反論であれ、質問であれ。

    >あまりにも初心者過ぎて答えるのがバカバカしければスッとばして下さい。

    いえいえ、これはかなり奥の深い問題です。小説講座や指南書などでも、初級中級上級、時にそれ以上でも、繰り返し論争になるところです。いいですか? 「論争」です。だから、模範解答すら小説家の間でも一致を見ていない内容なんです(ちょっと大げさかな?)。
    ですので、以下は私が見聞きした範囲での議論の横流しになりますが。

    小説講座でも、三人称というものを厳格に定義しているところは、おっしゃる通り、主人公の心の声などを入れてはいけない、と教えているところもあります。ですが、これはまあ、言ってみれば「厳格三人称」とでも言うべきもので(私の造語です。今作りました w)、カチカチのハードボイルド小説なんかでやってる手法ですね。
    そうと決めて書いているのなら、もちろんその路線は守るべきです。

    ただ、今日広まっている三人称には「実質一人称の三人称」という形が多く、文体は三人称っぽいんですが、特定キャラの視線で全体を書いている文章がよく使われています。
    作家によっては、この視点を章単位で別のキャラにしたり、中には結構自在に視点を変えている人もいます。時々問題になるのがこのケースで、書き手は自覚がないんですけれど、読んでる方は視点の変化についていけなくて、読みにくいよ、これっ、みたいなことになりがちなのですね。それを避ける意味で、初心者向けにいろいろと「三人称たるものは」みたいな説明が流布しているのですけれど、「要は読みやすければいいんじゃない?」と許容する向きもあって、でもそれが読みやすいかどうかは本人には分かりづらくて、時に不毛なループになってたりも 笑。

    このことを総合的にかつ詳細に語っている小説作法の参考書はかなり少ないんですが、視点には実は「誰が」「どういう位置で」という二つの要素があります(と湾多は思っています)。つまり「語り手」と「視点位置」です。
    その説明法に倣えば、この「風追歌」は、語り手は「作者」で、視点位置は「基本、早苗の目の中、時に早苗の一メートルほど横」みたいな書き方を意識してます。別の言い方をすれば、「実質一人称の三人称に、時々語り手である作者の声が混じる」とでもなりましょうか。
    ちなみに、手前みそな例で恐縮ですが、私のもう一つの吹奏楽テーマ作品「美緒とチューバ」は、誰からも訊かれてませんが、語り手は「未来の美緒」です。いわば、主人公自身が主人公の体に入って三人称っぽく書いている、というスタイルです。

    という感じで、いくらでも話はできるんですが、いったんここで止めておきますね。一応、私のこの説明にも突っ込む人は突っ込むし、「けしからん書き方だ」などと評する人もいるであろうということは申し上げておきます。
    さらにご意見などありましたら、またコメントください。作品内でもいいし、近況ノートでもいいです。可能な範囲でお相手しますので。


  • 編集済

    2 真菜穂先生の韜晦 への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     とりあえず音楽ネタはすっ飛ばして・・・(^^ゞ副顧問の先生も関係者なのか謎は膨らむというか、顧問の先生と年齢大差ないならやっぱり??何があったのかとても気になります♪


     さほどではありませんが冒頭のシーンと前話の終わりと今話のスタートで、時間軸とか場所・状況の変化が掴みにくかったです。

     確か下校してて、回想で終わってたので、冒頭のシーンはいつどこで誰と練習してるの??ってなりました(^^ゞ

     せっかくの長編で文字数気にしなくていいのに、もったいないかもなぁとちょっと思いました(^^ゞ

     追記

     素早い修整ありがとうございます(*^_^*)

     どうしてもシーン転換が上手く行かないとイメージが切れて苦手なので嬉しいです\(^o^)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    >冒頭のシーンと前話の終わりと今話のスタートで、時間軸とか場所・状況の変化が掴みにくかったです。

    実は、ここの場面じゃないですけれど、例の手紙の方から他のところで同じような指摘を受けてました。今回の文章、総じて場面説明に少し無自覚になってるんでしょうね。言われてみれば、その昔の湾多の作品は、わざと説明なしで一発ガツンとやって 笑、少し後からフォローを入れる、みたいな悪い癖があったように思います。今もそういうところ残ってるかな?

    ご指摘の件、早めに手を入れるようにします。顧問・副顧問の中身については、乞うご期待ということで w。具体的なアドバイス、感謝です。

  • 1 早苗の疑懼への応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     まえがきも、読んでエイルは文学としてよりはエンタメとして消費する人間で作家としてもエンターテイナーで考えるタイプなので、技術とか正しい思想などよりも、面白いか否かそれを基準に判断やコメントをします。

     
     正直なところ音楽の知識は皆無して技術も壊滅なので、そこはすっ飛ばしてなんか間違ってるんだなと。

     主人公は理論派で理系よりな過程を重視するタイプで、顧問は感覚派で結果が良ければ過程は気にしないか、天才肌すぎて過程をすっ飛ばしてある程度は出来てしまうのか?そんな感じかな?

     ところで中学生からおっさんに見える先生の年齢はおそらくは30過ぎから・・・特に仮就任で敬語ならそこまで、高齢じゃないはず。

     これ先生卒業生とかで曲に何かしら思い入れとかあるんじゃないかな?たぶんこの辺りで人間ドラマが展開されたり呪いが発動するのかな??

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    描写が音楽音楽してるのは、この際ばらしてしまいますけれど、冒頭のシーンだけです 笑。そういう意味では、音楽にお詳しくなくとも充分に読みやすい作りになっていると思います。小ネタはいろいろと挟んでいきますけれどね。

    主人公と顧問の性格設定は、まあおおむねそんな感じですね。もっとも、マンガチックなほどステレオタイプというわけではありません。そのへんにいる程度のレベルで、「情報とかマニュアルから入るタイプ」と「感覚を感覚のままでよしとするタイプ」、それぐらいです。序盤から詳しく説明しすぎるのもどうかなと思ったんで、ちょっと描写が適当になってるかも知れませんが。

    >これ先生卒業生とかで曲に何かしら思い入れとかあるんじゃないかな?

    あ、ちょっとそのへんはっ ^^;、いやまあ、なかなかいいところを突いていらっしゃると申し上げておきますが。はい、おいおい明らかになりますんで、先をお楽しみにということで。次話以降もよろしくお願いしますっ。