電波塔赤く覚えて時過ぎた呼ばれ見たのはオレンジの色

電波塔 赤く覚えて 時過ぎた 呼ばれ見たのは オレンジの色


東京には人生で二回行ったことがある。

一度目は数十年前の修学旅行で。

浅草では浅草寺。

国会議事堂。

テレビ局等をみた。


そして、今でも記憶にあるのが東京タワー。

そして何故だがこの年になり無性に見たくなった。


昔に比べると東京まで随分と近くなったし、行こうと思えばいつでも行ける距離だったのにずるずるとしている間に随分と時間が経ってしまっていた。


それでも機会があって遂に行くことができた。

修学旅行のルートは全く覚えていなかったのに、東京タワーのことは覚えていた。


そして赤く思っていたタワーはオレンジの光る塔だった。


見れてよかった。


多分東京タワーに呼ばれていた。


そんな気がしています。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る