第4話 梅の花が咲く季節は出会い(4)

 だって神さまのように麗しい少年は多分?


 小学校卒業したばかりの私よりも一つか、二つは年上の中学生の少年だと。


 私自身は思うから。


 彼に対して私は敬語で丁寧に。


 私は大変に柔らかく。


 頷きながら。


 麗しい少年と同意見で。


 彼の気持ちに共感できると告げたのだ。


 それも私自身。


 自分の顔の頬と耳を。


 この辺りに満開に咲く。


 桃の花弁達のように桃色に染めながら。


 私は照れ恥ずかしそうに告げ。


 その後、私の前に現れた。


 それも本当に天界。


 桃源郷から降臨をしたのではないか? と思われるほどの美少年と私は。


 これと言った会話をする訳でもなく。


 只二人揃ってね。


「本当に桃の花は綺麗だね」


「えぇ、本当ですよね……」


「君は初めてここ、この河川敷公園で桃の花を見るのかな?」


「はい。初めて……と言うか? 両親の運転する車の中から何度か、桃の花を見たことはありますが。自身の足……。自転車で、この公園を走行させんながら桃の花が、満開に咲く様子を見るのは初めてです」


「そうなんだ?」


「はい。そうです」と。


 私は神さま、仏さまのように麗しい。


 年上の少年との会話……。


 世間話と言う奴を。


 この後も仲良く続けたのだった。




 ◇◇◇


(お願い)


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