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     正直この作品に自分なんかがコメントしていいのか迷いました。
    "才能が無いのに夢を見続ける人間は罪人だ" まさに僕は「罪人」そのものだからです。周りの人を苦しめたと思うし、たくさんのものを失って、今では空っぽのまま変なプライドのようなものだけが残っています。だからこの話を読んだ後、刺されたかのような痛みを感じました。それでもやっぱりコメントしてしまうのは、僕が鳩紙けいさんの作品が好きな理由が詰まっていると考えたからです。アイデンティティがないというよりも、あるからこその淡の苦しみ、悪意はないけれども時に自分に牙をむいてくる周りの存在、自由というものを具現化したような宇宙人。どこか哲学的で、センシティブな話だと思います。でもそれ以上の愛や人とのつながりの温かさも感じるんです。淡は決して姉を恨だりしてないし、姉は好きでいてくれてるし、母親は叱ってくれるし、父親は守ってくれる。少し重いような話でもその中にたくさんの幸せを詰め込んでくれる、そんな鳩紙けいさんの作品が僕は大好きです。上手く伝えることができてる気がしないんですけど、こんな僕に幸せを届けてくださる鳩紙けいさんにも自由を、そして幸せを感じる日々を送っていたらなとそう願っています。

    作者からの返信

    この作品を読んでくださったこと、そして自身の弱い部分をさらけ出すコメントをいただけたことが、本当に、すごく嬉しいです。
    ありがとうございます。

    己を省みることのできるあなた様を、多くを失う程なにかとぶつかってきたあなた様を、痛がるあなた様を、恐れながら勝手にも、肯定させてください。

    優しい人は痛がりです。
    痛みを感じられる優しい人達が、私は好きで、憧れています。
    無責任な発言になってしまいますが、あなた様にしか感じることのできないその痛みを、これからも大切にして欲しいと。
    これから訪れる変化の中で、完全に消すことはしないで欲しいと、私は思います。

    そして。
    この物語と、そして針藤淡という少女を深くまで覗き込んでいただけたこと。
    感じたものを一つ一つ言葉にして教えてくださったこと。
    私の作品を大好きだと言ってくださったこと。
    私が自分以外の誰かに幸せを届けられたということ。
    これらは一生の誇りで、掛け替えのない支えです。

    とても大きな想いをいただきました。
    こうして読者様に読んでいただけて、感想までいただけるから、創作というなによりの自由を、より楽しむことができています。
    おかげさまで私はとても幸せで、幸せな日々を送れているのです。

    本当にありがとうございます。
    こんな私に幸せをくださって。

    私もtoningwoter様の日々が幸せであることを願っています。

    そして、これからも。
    少しでも。
    私の作品が幸せの一助となれるよう、頑張りますね。