2023年6月6日

理想を掲げることに意味はあるだろうか?


ない、と言えば、それで話は終わる。


ある、と言っても、それで話は終わる。


僕はそういう人間だから。


本当のところは、なくても、あっても、どちらでも良いと思っている。


興味がないわけではない。


ただ、ないとか、あるとか、その二項で物事を論じてしまうのが、嫌いなだけ。


できることなら、もっとアナログに考えたいと思ってしまう。


言葉はデジタルだけど。


行間を読む、という言葉がある。


良い言葉だと思う。


けれど、何がどのように良いのかを説明しようとした瞬間に、その良さは消えてしまう。


別に、残念ではない。


それでも良いと思う。


眠いなら、眠ってしまえば良い。


たとえ授業中だとしても。


社会的なルールなど関係ない。


そうして、眠って、起きたときに自分が感じたことが、すべて。


それで良いのではないか?


何を考えているのだろう?


ところで、五百文字というのは、長いようで、短いようで、短いようで、長い。


これはどういう意味だろう?


これが、まさに、行間を読む、ということ。


でも、どちらかといえば、行間を見る、の方が良いかもしれない。


そう……。


ただ見るだけで良いのだ。


読もうとしなくて良い。


人の心を読む必要もない。


その人を見れば分かるものがある。

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