反対は難しい?

タイトル『反対の世界』
これが何をさすかというと「反対」な世界なんです。言っていること訳が分からないかもしれませんが、日常的に全ての言葉が「反対」だったら、どうなるのか。
想像すると「今」の我々では理解するのに時間がかかりそうです。
この作品は、ある男の言葉から始まり、言葉が「反対」になる。
それを書いたものです。

男が自〇するシーンから止める役もいて、二人の会話が続きますが、なんとも大変。「死にたい」⇔「生きたい」「頑張っていない」⇔「頑張っている」なので、私から見ればなんと不便な世界だろうと思いますが、会話を見いて楽しかったです。
「生きたい」と叫ぶ男がシュールで、止める人のセリフもシュール。
会話劇を楽しみたい人には、とてもいい作品です。

最後、見る予定だった「アレ」なんだったんだろう。謎が深まります。