12話
あれから一家の僕を見る目が前とは明らかに変わり子供たちは僕みたいになると毎日のようにどうやったらなれるか聞いてくる....
前とは別の意味で居心地が悪い
そんなことを考えていると頭にあの時と同じ感じがした『誰かッ助けて.....』
そんな言葉と一緒に光の道が見えるこれは森へとつながっていた
「まじかよ!」
くそ!国王の部屋の二の舞はごめんだ
「すまないここで降りる!」
「え!?ちょっとどうしt.....」
手荷物はほぼないだから移動してる馬車から飛び降り
使えるバフ魔法を全力で重ね掛けする
「我此処に命ず我が魔力を糧に其のものに炎の加護を与えよ炎1段廻魔法『炎帝』さらに我此処に命ず我が魔力を糧に其のものに雷の加護を与えよ雷1段廻魔法『雷帝』」
どちらも僕が持てる最高のバフだ!
行けるか......
草原を抜け森に入る。光の線は一直線に伸びる.....
しばらくすると冒険者パーティーと思われる男女4人がボロボロになっていた。周りにはオークが数体とその倍ほどいるゴブリンが傷だらけの状態で死んでいる
一人は頭から血を流し顔色が悪いもう一人がそいつを守るようにあと二人は折れた剣と欠けた盾で必死に仲間を守ろうとしている
まさに満身創痍といった感じだ
その目の前にはオークの上位種ジャイアントオークがいた.....
なるほど....
これはかなりまずい状況だ....
「こい!
正直このグローブ回復要因としてしか使ってこなかったけど....
「我此処に命ず我が魔力を糧に其のものらに癒しを与えよ聖1級魔法『オールレンジヒール』もう大丈夫だ!あとは任せろ」
自分たちが回復されたと気づくと僕の考えを察したのか邪魔にならないように退避する
「よっしゃ!ここからは全力でやるぞ」
グローブを装備したから炎帝と雷帝は消えた
今は攻撃力だけが馬鹿みたいに上がっているだけだ....
「まぁ、聖魔法のバフもあるんだけどな!我此処に命ず我が魔力を糧に其のものに聖なる加護を与えよ聖1段廻魔法『後光』」
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聖導 誠
17歳 Lv,3
【称号】
《救いの導き手》《王殺し》
【ジョブ】
・拳聖
・魔導王
HP:C+S MP:D+B
攻撃力:S+S 耐久値:D+A
素早さ:F+S 抵抗力:D+A
属性適性
聖(神)
装備
聖成拳Lv,1
【スキル】
・体術
身体能力が1.25倍され、相手のスキルの影響で怯むことがない
・超感覚
五感が常人より遥かに鋭くなっている
・武器破壊
タイミングを合わせて相手の武器に攻撃をすることで武器を破壊する。ただしスキル不壊を持つ武器には効かない
・インベントリー(収納物アリ)
なんでも収納可能
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なるほどこれはかなりいいバフだな。正直物故割れ性能だけど
「じゃやりますか」
vンfs;おlgblf~|~~
明らかに通常のそれとは違う鳴き声を上げ後ろにいる冒険者たちを追いかけるように走り出す
「豚君君の相手は僕なんだよそ見は厳禁だよ!!」
そういいながらがら空きの背中めがけて拳を放つ
続けざまに「我此処に命ず我が魔力を糧に其のものに聖なる雨を降らせよ聖3級魔法『ホーリーレイ』」
93cgfmjjsンxカソc~~!!
よし!
効いてる
あとは、「【&$#%&$】」
言葉はわからない、だけど本能がこうしろと告げている。なら迷う必要はない
その瞬間誠の周りに魔力とは別種のすさまじいオーラが現れる
ジャイアントオークはその圧に顔を歪め一歩二歩と後退る
「おいおい逃げるなよ異世界初の魔物との戦闘なんだ気持ちよく幕引きとさせてくれよ!」
あぁ~....心が躍る!
瀕死状態のがら空きのジャイアントオークの頭目掛けて跳躍し空中で腰を捻り反動をつけ一気にその反動で最後の一撃を放つ
「正邪一心流正拳突き!」 ズドンッ!
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
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