隣の席の女の子が好きなのは僕らしい

ゆうくん

第一章 一学期

第1話 春翔の高校生生活

僕 山本春翔(やまもとはると)が通う私立大潟高校には人気の女子がいる 

その名は中川愛梨(なかがわあいり)

人とはあまり自分から関わろうとしない

クラスの子と話す時も楽しそうではない 

身長はそこそこあり見た目は理想の清楚系女子そのものだ 

このような女子 嫌いな男子はいないと言っても過言ではない 

そんな彼女はいろんな人に告白など受けているが断っているらしい 


実はその愛梨は僕の席の隣りなんだ 

席替えがあって先生が勝手に決めたんだけどね

最初聞いた時はびっくりした 

そんな ある日の授業中に消しゴムを落とした愛梨 

僕はその消しゴムを拾って渡す


「落としましたよ中川さん」


そう伝え渡すと


「ありがとう山本くん」


と言った


☆★☆


そして授業が終わり昼食になった


「おーい春翔 昼飯一緒に食おうや」


と呼ぶ 僕の友達 日川和哉(ひかわかずや)

彼とは小学生の頃からの幼馴染でよく遊んでいた

そして一緒にこの高校にやってきた


「おういいぜ 一緒に食おう」


食堂へ向かい和哉と昼飯を食べながら喋っていた 


そしてこんな会話になった


「なぁ春翔や 彼女は作らんのかい」


と聞かれ


「今のところ予定なしだな というか作る気もない」


と答えた


「そうかぁ まだあの事吹っ切れてないんだな」

「あぁ あんな事すぐに吹っ切れるわけないよ」


そう僕には辛い過去がある 

まぁそれはいつか話せる日が来るだろう 

今はまだ待ってくれ


そして実は和哉には彼女がいる

和哉そして和哉の彼女とは保育園の頃から一緒で中学の時に二人は付き合い始めた 

そして僕とも変わらず一緒にいてくれる


でも二人が付き合って僕一人って以外と寂しんだよ 本当に


「そんで最近アイツと上手くいってんの?」

「あ〜 もうラブラブよ まぁ〜 だからなんかあったらいつでも相談してくれ」

「あぁ〜 そんなことが起きないとは思うけど起きた時には頼むわ」


と言った

そして次にこんな話になった


「なぁ 春翔 隣の席の中川さんと喋ったことあるか?」

「ほとんどないなぁ 今日消しゴム落として拾ってあげたくらいだな」

「そうか お前って優しいよな」


急に和哉にそんなこと言われ 


「なんだよ急に 明日槍でも降るのか」

「おい ひでーぞ まぁ春翔らしいか」

「なんだよ僕らしいって」

「そういうところよ」

「どういうところさ」

「まぁいいや それでその他にはないのか?」

「あぁ ないよ なに和哉二股でもしようとしてるの?」

「な訳あるか 自分の彼女が一番よ」 

「そうかよ」


こんな会話をしていたら昼の時間が終わりそうなので各々のクラスへ戻った











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初めましてゆうくんです これから 隣の席の好きなのは僕らしい と言う作品を投稿していきます ラブコメはこれで良いのかわからないことが多いですが楽しんでもらえると嬉しいです

投稿は不定期にはなりますが完結はする予定でいますのでよろしくお願いします

誤字などありましたご報告くれるとありがたいです 初心者で文章力もないですが これからも楽しんでもらえるように書いていく予定ですのでよろしくお願いします

              著者ゆうくん

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