第6話

あの日どこを探しても彼がいなかった。いつもの溜まり場に人混みが出来ている。

僕は人混みを掻き分けていると彼が彼がいた。

僕は彼に近づいた。

彼は倒れていた。

ナイフで脇腹を刺されていた。

血が流れていた。誰が犯人なんだ、どうしてこんな事が?

彼は苦しそうに僕を見つめる。

僕は彼の手を握る。

彼の瞳から涙が溢れている。

彼が一言[あ~良かった、会えて良かった…]

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