現代の知識と武力を極めた2人。異世界に双子として転生したので異世界でも知識と武力を極めようと思います!
葵だったもの
第1話 とある2人の事故
皆様は才能と言うものをご存知だろうか?
才能の定義は人それぞれであり、あるものは生まれながらにして持っている力、またあるものは最初から人より優れているものなどと様々である。
今回の話はその才能を生まれながらにして持ってしまった二人のお話…
とある日の朝…
「愛莉ー遅刻するわよー」
「遅刻!?今何時!?やばっ!!もう8時じゃん!アラームなんでならなかったの!?」
私は急いで支度をする。5分後にでなければ遅刻をしてしまう新学期早々から遅刻はごめんだ
「目覚まし時計なら昨日貴女が壊しちゃったでしょ」
「あっ、そういえば昨日壊したんだった…」
こんなことになるなら昨日の間に買っておけばよかった…
「愛莉、朝ごはんはどうするの?」
「大丈夫!時間もないし一応inゼリ持ったから!」
「あらそうなの?なら気をつけて行ってらっしゃいね」
「うん!行ってきます!」
そう言うと私は勢いよく扉から飛び出した
(一応自己紹介をしておこう。私の名前は細川愛莉 (ほそかわ あいり)17歳誕生日は3月20日で赤崎高校の3年生学校では普通を演じてるけど裏の世界とゆうか格闘技界では結構名の知れてる子なのです。理由は男女混合総合格闘技3連覇中公式戦で934連勝中非公式戦では954連勝中メダル数は864個!
8歳の時から始めたけれどこれまで1度も負けたことがないので最近格闘技がつまらなくなってきてしまっている…かといっても格闘技以外に得意なこともないんだけどね)
そうこうしていると親友たち3人と出会った
「あれっ?みんな!久しぶりー!」
「おっ!愛莉じゃんお久〜」
「お久しぶりです、愛莉さん」
「愛莉~久しぶり~」
手前から順に
倉田瑞葉(くらた みずは)
西園寺杠(さいおんじ ゆずりは)
大西紗奈(おおにし さな)だ。
瑞葉は運動神経が高くスポーツなら私とタメを張れるぐらい上手だ。杠は西園寺家と言うめちゃくちゃでっかいグループのご令嬢だ。なので言葉遣いがお嬢様口調なのだ。最後に紗奈だがこの子は1番古くからの友達で確か小学3年生からの付き合いだったはずだ。
「ねぇ聞いてよ〜昨日目覚まし時計壊しちゃってさ今日アラームなくて遅刻しかけたんだけど~」
私は今朝の出来事をみんなに話す。
「まぁ…それは災難でしたね…」
「まぁ愛莉らしいな」
「だね」
「慰めてくれるのが杠だけってどうゆうこと!?」
『だって愛莉だし』
「そこっ!ハモるな!そしてどうゆう事だ!」
「どうせまた部屋で格闘技の練習でもしてて壊したんだろ」
「なぜわかった!?さてはエスパーか!?」
『だって愛莉だし』
「もういいよっ!」
『どうもありがとうございましたー』
「このやり取り毎回のやっておりますけど飽きないのでしょうか…」
「てかみんな時間大丈夫?私出た時8時5分ぐらいだったけど…」
「やっぱ愛莉早すぎだろお前ん家からここまでどんくらいあると思ってんだ…」
「えーと大体2kmかな」
「やっぱおかしいよな今の時間見たか8時10分だぞ」
「みんなと早く会いたくていつもよりスピード上げちゃった!」
「上げちゃった!じゃないんだよなぁ」
「まぁまぁ、愛莉さんの非常識は今に始まったことではありませんし…」
「確かにそうだな」
「急になんか修行の旅に出ます探さないでくださいとか置き手紙置いて1ヶ月もどっかに行っちゃうし」
「あったなぁそんなこと…」
「ありましたねそんなこと」
「そんなことあったっけ?まぁいいや。そんなことよりもう学校に着くからこの話は終わりにしよっか」
そう言って私はこの話を切り上げる
ちなみに1ヶ月ぐらいで切り上げた理由は山に籠ってたんだけど知らないうちに目標の山の主を倒しちゃって早めに切り上げて帰ってきたやつのことだ。そんなこともあり思い出にひたっていると…
────────────────────
同じ日の朝
〘 ジリリリリリリリリ〙
「んおっ!なんだ…もう朝か…」
俺はそう言いながら目覚まし時計を止める。
俺は特に焦ることも無く朝食の準備をしていた。
自己紹介をしておこう
(俺の名前は園田朝(そのだ あさ)年齢は18歳の巫高校3年生とゆうことになってるが遠の昔に大学を飛び級しており名目だけ高校生となっているが…そして誕生日は7月12日趣味は発明でノーベル賞をいくつか受賞しているこれまでのなんかの受賞回数は267回で結構多い方だとは思う)
「って誰に説明してんだ」
そうツッコんだ時ちょうど俺は朝食の支度を終えた。
「いただきます。」
そう言うと俺は昨日の残りの味噌汁と簡単に作れるスクランブルエッグに手を付け始めた。
朝食を食べ終わると学校の準備を始める。
普段はあまり学校に行かないのだが出席日数が少し足りないため久しぶりに行くことにしたのだ。
(それにしても久しぶりの学校だな…2ヶ月ぶりぐらいか?)
そう考えながら学校の準備を終えると扉を開けて学校に歩みを進める。
(そういやもうちょいで体育祭か…めんどくさいな…)
などと考えていると…
────────────────────
「ねぇ皆さん…あのトラック変じゃないですか?」
「確かに…何かおかしいな」
「あっ!あれっ!」
(信号が赤なのにブレーキをかける気がないっ?まさか… っ!)
「やばいっ!子どもがっ!」
私はそれを見た瞬間走り出す
「間に合えっ!」
そう言うと私は勢いよく小学生ぐらいの男の子を突き飛ばした。ホッとしたのも束の間、次の瞬間、体にすごい衝撃が走りそこで私の意識は無くなった…
(なんだあのトラック…少し様子が変だな…まさかっ!)
そう考えつくと同時に俺は走り出していた…
「くそっ!間に合えっ!」
そう言うと同時に俺は目の前の小学生ぐらいの女の子を勢いよく突き飛ばした。安心した瞬間体に強い衝撃が走り、俺の体は宙を舞っていた…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます