深夜の三歩

七月が終わる

　終わ「る」、じゃないや、日付変わっているから終わっ「た」なんだ、過去形なんだ。

　一年十二ヶ月の半分の六ヶ月が過ぎた、残り半分の六文の一も終わったんだ。

　なんか、あーあ、という感じです。

　お気に入りのラジオ番組の投稿も読まれないし、新人賞の結果も出ないし、カクヨムさんの学園ミステリ企画も狙っていた展開に持ち込めないから八月どうしようかという感じだし。

　それでも書くしかないんだなぁ。

　一方で誰かが「ちゃんと読んでる？　てか、ちゃんと日々の仕事に向き合ってる？　周りの人に感謝してる？　自分以外の誰かのために時間やお金を使っている？　ものを考えている？　それってただの検索じゃないの？　手を抜いてないか？　なんか嫌になってない？　どこ目指してるの？　それ応援してくれる人いるの？」

　と、疑問符を押し付けてくる気がして。