第2話クロノア:「リナ(ヒロイン)ってざこだね」ヒロインズ:「「「何だとぉぉぉ(怒)」」」



俺は大鎌をズルズルと引き釣りながら魔法学院の中を歩いていく

なーんか、生徒たちコッチ見ているけど美少女だから目立つのか?よし許そう!!

そして後ろから俺の後を追ってくるヒロインズ

流石にウザい、不快、嫌悪、他にも諸々な感情が湧いてくる

もう一回言ってやるか、俺は振り返らないで中指を立て『死ね』をしながら言ってやった



「リナってざこだね」



「「「何だとぉぉぉ」」」



「アンタッラスボスの癖に何で今此処に居るのよ!?クロノアは最後に出てくる踏み台でしょ!?」



リナが行き成り絶叫する

ああ、コイツも転生者なのか

それにしてもウザいなぁ

俺別に踏み台じゃないし

よし、決めた

俺を踏み台と言ったのならば死に値する




「リナ、お前俺を踏み台と言ったなぁぁ!?巫山戯んな人間風情が、こっちが態々優しくしてやってんのに、俺の本気を知れないからそんな事言えるんだ。お前の発言一つで人間が滅ぶと思え」



ピリピリと威圧を放つ

周囲の者が威圧に押され動けなくなっている

あ、流石にキレすぎたわ



「二重、人格」



誰かがポツリと呟いた

俺はまたキョトンとした顔で一応謝っておいた



「ごめん、ヒト、か弱い。忘れてた」



大鎌の刃をリナの首に当てながら笑顔で謝る

リナの首元を掴み鎌と一緒にズルズルと引きずる

重いな、コイツ



「グッァッッ」



「どうした?」



苦しむリナと同仕様も出来ない攻略対象達

あはは、好きな女が殺されかけてんのに助けないとはクズだねぇ



「アハハハハ、貧弱だねぇヒトって。そしてさぁこのリナとか言う女、殺していい?」



いつの間にか言っていた

だけど本当だからね、あの女見ていると俺がツルペタだと実感させられるからイヤだ

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