第2話 初めまして

「ん…、」

目が覚めると見知らぬ場所にいた

太宰「起きた?」

「ッ…!?」

私は咄嗟に起き上がろうとしたが上手く体が動かなかった

太宰「無理だよ」


太宰「君記憶ある?」


記憶?なんの事だろうか


太宰「その様子じゃ覚えてないんだ、

君、僕が声掛けた瞬間倒れたんだよ」


「倒…れた、?」


太宰「高熱が出てる」


「そう…なんだ」


太宰「大丈夫?」

助けてくれた男の子が私に近づく


「ダメッ!」


「死ん……じゃう」


太宰「…」


太宰「大丈夫だよ僕は死なない」


そう言って男の子が私の手を取る


太宰「ほらね」


「え、なん…で」


太宰「さーね

君名前は?」


「あの、貴方は……?」


太宰「僕は太宰治」


「太宰君…」


「えっと、私…は」


「錦木夢…」


太宰「夢ちゃん、ね

初めまして」


「初めまして、、」


「あの、助けてくれてありがとう…」


太宰「……いいよ別にただの気まぐれだし」


夢「でも…」


「ん〜じゃあ一緒に住んでよ」


夢「……え?」

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