抜け殻や綺麗に脱げた筈だった

希望にあふれていた。未来は輝かしいものである筈だった。
自身に選択の自由があって自分で選んだ、自分のための道だった筈。
だけど……。
本当は手に入れたかった渇望も、目の前にぶら下がっているかもしれない、小さな幸せも掴みきれないでいる。
短い文章の中で、大きな苦悩と葛藤が描かれているように私には感じます。
のめりこみ、何度も読みたくなる詩だと思います。