孤高の狩人とヤンデレ王子系の女騎士の戦い!?

世間を騒がせるハンターさ!

 今から、10年前人間と魔物は世界を掛けて戦争が行われていた。


 人間界を征服する為に戦う魔族、その王に君臨する魔王 エルド・ワルキューレ


 そしてそんな征服を阻止する為に戦う人界側の頂点と言われる王 13代目王様 アルセルド・レクリエム


 その2人が率いる魔族の軍と人界の軍はお互い犠牲が多く、また王同士の戦いで人間界の地形も崩れる程の戦争が勃発。

 アルセルド王の持つ封印の聖剣の力で魔王エルドを封印することに成功したが、激しい戦いだった為、戦場も荒地と化していた。

 魔族は魔王が封印された為、泣く泣く撤退していく。

 だが封印の聖剣の力によってアルセルド王は命を落とす結果になった。


 人界側は世界を守ることに成功したが王の死亡により世界の均衡も歪み始めていた。


 戦争が終わった3年後、新しい王が誕生し平和は訪れた。

 だが人間同士の犯罪もまた発生する事にもなるのだ。

 そこで王は1人の冒険家を雇い護衛として育てた。

 その者は世界の頂点となったのだ。

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 世界の中心街 神星街、静かな夜にビルの様な建物が立ってる。その屋上にて人ならざるものが現れる。


「・・・さぁて、魔王様の仇の為に、人間共を殺しまくって養分を貰うとするか」


 手のひらから光を纏うその化け物は高らかに笑っていた。


「死ね、人間ども!」


 纏った光を放とうとしたその時、後ろからストンと足音が聞こえる。


「・・・ふっ・・・見つけたぜ魔族さんよ〜」


 放つ光は消えて後ろを振り向く魔族は警戒態勢をとる。


「何者だ!?てめぇ!」


 暗闇からコツコツと歩いてくるような音、そして月の光で正体が出た彼の姿は黒いマントに羽根の髪留めを付け、鼻から上を隠すようにしている赤いカラスマスクを付けた男、

 ふざけた格好だと思った魔族の男は警戒心MAXで怒鳴る。


「変な格好しやがって!何者なんだよ!!」


「・・・まぁまぁ、落ち着けって、 てかあんたもだろうに...世間を騒がせてる狩人ハンターさ!」


 その言葉に魔族の男は冷や汗をかいて酷く同様していた。


「・・・て、てめぇが、あの!? くっ!まさかあの騎士共より先にてめぇに見つかるとは・・・」


 ハンターと名乗る男は本を取り出しペラペラとページを見る。


「・・・獣人族、レオン・ガオレドだな?」


「・・・な!?・・・なんで俺の名前を・・・」


 ニヤリと笑う狩人は銃と剣を取り出し銃口をレオン・ガオレドに向ける。


「ちっ!やるしかねぇか!!!」


 レオンは狩人の方へと走り出す。


「レオン・ガオレド、あんたの魂、貰うぜ?」


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 神星街の城のロビーにて、そこには現代の王のゲルセルド・レクリエム王が王の椅子に座っている。


 ロビーには護衛騎士、執事、メイドが数え切れない程の人数いた。


「・・・ふむ、また魔族が現れているようだな?セバスよ」


「・・・はい、ゲルセルド様、あの狩人も出没しているそうです。」


 執事がゲルセルドのそばで答えるとゲルセルドは指をクイッと執事に合図した。


「・・・魔族が現れて大変な時にまた変なのが現れおって、あいつはいるか?」


「・・・え、あの王子気質の女騎士ですか?私はあの女がどうも気に食わないのですが・・・」


 溜息を着く執事にゲルセルドも何か言いたそうな表情をする。


「・・・まぁ、あんな感じでもこの世界の最強なのだ、多めに見てやれ・・・で、本題に戻す」


 そう言って先程の空気から一変し、真面目な表情をして執事に話す。

 執事も状況を理解し階段におり、敬意を示す。


「・・・命ずる。シオン・リリージュを現場に向かわせて、魔物の討伐と狩人の調査を任せると・・・」


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 皆様初めまして、夜と申します!

 初めての小説を投稿するので誤字脱字が多いと思ういますが、暖かい目で見ていただけれると幸いです。


 ペースは気持ちは毎日上げていきたいんですが、リアル社畜な為、バラバラになってしまうかもしれません!

 ですが完結までどうにか頑張っていきたいなぁと思います。

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