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「リジー、これは土だよ。」


「つち?」


「そう。土だ。口に入れてはいけないよ。美味しくないし体を壊すからね。」


「つち〜!!」


リジーはよく笑う子供だ。リジーと一緒に農業をしてたら、リジーが土まみれになったので、昼に一緒に風呂に入って、汚れを取る。それから昼ごはんを食べてから、リジーは昼寝の時間だ。

部屋にはクーラーみたいな魔道具を使って、快適な温度に調整してあげる。


俺は、周辺の魔物を殺してから、大河の魔物を氷魔法で虐殺した後、リジーが起きるまで訓練する。

リジーが起きてきたので、母乳を飲ませてから、日が沈むまでリジーと一緒に農業する。リジーは横からはしゃいでいるだけだが。


夕方あたりに、スノウ達が帰ってきた。まずみんなとお風呂に入った後、みんなでご飯を作る。

リジーを母乳を飲むとすぐ眠くなるので、すぐに寝かす。

それからみんなとHした後、ジリーの寝ている部屋で一緒に寝た。

毎日これの繰り返しだ。


半年後、リジーのレベルは100を超えた。パーティーは解除しといた。

早く育ちすぎても教育が間に合わないし。

そして、アリシアとドランは職業を得た。

アリシアは剣士。

ドランは僧侶。

リジーも6歳児ぐらいにはなった。

リジーに魔力の使い方を教えないと。


「ドランとアリシアも頑張れよ。別に急がなくていいんだぞ。これからも一緒なんだしな。もちろんスノウもだぞ。」


3人の頭を撫でて送り出す。ジャンヌに任せるか。俺はリジーに教育せねば。


「リジー、今日から魔力で遊ぼう。」


「まりょく?」


「体の中を集中すると、何か自分の中に感じることができるんだよ。それが魔力だよ。」


「やってみる〜!!」


遊びという形でリジーに魔法を教える。平和な時間だな。

今度、街に連れて行ってあげよう。魔物を換金するついでに。


「リジー。今度街に行ってみるか?」


「行くー!!」


リジーが抱きついてきたので、だっこして頭を撫でる。

週に3度、みんなは狩りを休む。

俺はその日に、狩りに出たり、訓練をつけてもらったりする。流石に鈍りすぎてもダメだしな。訓練が終わった後はイチャつくだけだけど。

みんなもリジーと遊ぶ。もう母乳は卒業したけど、いまだに俺と一緒にのむ。


「今度、リジーを連れて、街に出ようと思うんだ。」


「アリシアとドランが中級職になって、少し成長してからね。」


「そうだな。でも、この森ならすぐレベルが上がるだろ。」


「そうね。殺しても殺しても魔物がうじゃうじゃ湧いてくるわ。」


「だろうな。ここの魔力の濃さは尋常じゃないからな。」


「そうね。そのおかげでここは魔力の回復速度がはやいわ。」


魔力の濃い場所だと魔力の回復速度は早い。


「リジーにとっても俺たちにとってもいいことだ。」


「そうね。でもあの子は好奇心旺盛だから、色々心配だわ。」


「それも含めて、教えてあげればいいさ。特に自分より強い奴は直感でわかるようにならないとな。」


「それに、リジーは私に似ずに可愛いし。」


「お前ににたから可愛いんだよ。」


ジャンヌの肩を引き寄せてキスをする。


「ジン、もう一回。」


それから、ジャンヌといちゃつく。

リジーが間に入ってきたので、ジャンヌと一緒に可愛がってやった。


1月で

アリシアとドランは中級職になった。

アリシアは剣豪に

ドランは光僧侶に

さらに一月かけてレベリングした後、リジーと一緒に街に出た。


「リジー街に出た時は手を離しちゃいけないよ。」


「分かった!!」


「迷子になったら、二度と会えないかもしれないから。」


「えー!!」


リジーを軽く脅しておいた。この世界にはごろつきが多いしな。


「ちゃんと手を繋いでいたら、大丈夫だから。」


「怖いから抱っこしてー!!」


この子は体と知能は6歳だが、心は生後1年も経ってないので、甘えさせる。

でかい俺にとっては赤ん坊みたいなもんだしな。


「それじゃあ、みんな行くか。」


俺がリジーを抱っこして、空を飛んで森から街に行く。

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