消えて無くなってしまいそうな儚さと切なさ、そこに見出される文学の美

作者名、タイトル、紹介文、そして内容。その全てがちぐはぐで、驚いたのは僕だけではないでしょう。だからこそ、興味をそそられた。読んでみて良かったです。

川の上流から運ばれてきた大岩は他の石に削られて、下流へと向かうにつれて小さくなり、やがて何処かへと消え去っていく。我々人間も同じように、成人を迎える頃には社会の荒波に揉まれ、大岩に削られ続ける。その過程で洗練された綺麗な「こいし」となれる者も居れば、遭えなく砕け散る悲しい「こいし」となる者も居る。

これは、そんな社会の世知辛さを描いた文学作品だと僕は受け止めました。
全然違ったらすみません!
すごくえっっっちだなと思いました!!!