季節と日常を切り取る

俳句は、十七音しかないにも関わらず季語を組み込まなければならないという、極めて制約が厳しい定型句です。季節を表した作品を作ることを始めから意図されています。

ここに並ぶ句は、季節折々の風景に、その背景を伺わせ、風景に情感を載せた情景を描き出しています。季節と日常を丁寧に切り取っています。

俳句の、素直な形がここにあります。