第21話 どうぶつの森好きがAPEXに挑戦してみた

 どうぶつの森、みなさんはされたことありますでしょうか。私は小学生4年生で生まれて初めてDSというゲーム機を買ってもらい、狂ったように熱中していました。大学生になってからは3DSに換えたので、計13年もどうぶつの森で遊び続けていることになります。長続きにも程がありますね(計算しながら自分でもどん引きました)。


私が主に力を入れていた活動は、魚と虫、化石の全コンプリートを目指すこと、交配花(金のバラなども!)を増やすこと、家具は好きなものだけ集めることです。たったこれだけのことなのですが、相当時間がかかります。生き物は時間帯や季節で出現可能性が決まりますし、交配花は心が折れるくらい出てこないものもあります。

攻略本を見ながら、裏技を使ってみたりと奥が深いのです。


 そんなこんなでどうぶつの森にしか目がない私が、先月あたりからAPEXを始めました。


なぜ?と思いますよね。私もなぜ私が?です。


実は私の夫がゲームの天才(?)で、パソコンやゲーム機の環境が整い過ぎているからなのです。夫はしばらくAPEXをしていなかったらしいのですが、私と一緒に楽しめるものをと思い、私に提案してくれたのだと思います。


いざ私がやってみると、ゲーム操作が抜群に下手で珍プレー過ぎて、最初はそれが面白かったのでしょう。今では、次第に操作になれて上手になっていく様子が楽しいようです。


ここまでAPEX、APEXと言ってしまいましたが、ご存じでしょうか。私の好きなモデルさんがAPEX好きなので、何となく存在は知っていたのですが、私はよく分かっていませんでした。


ど素人目線の私がお伝えすると、自分合わせて3人1組のチーム戦で、エリアが徐々に狭くなっていく環境の中、銃で戦い、最後まで生き残ったチームがチャンピオンと言うものです。オンラインなので、対戦相手は生身の人間です。


ゲームは1人遊びしかしてこなかったので、オンラインで他人とチームになって動くことが新鮮です。APEXは3人1組で連携を取らないと勝ち残れず、頭も使います。一筋縄ではいきません。


武器の種類も多く、武器の特徴や付属品、用途、アイテムを覚えるので精一杯です。それらが頭に入っていないと実戦できません。あわあわして敵にすぐやられてしまいます。


私が1番苦労したのは、キャラクターとそのキャラクター視線の操作です。今でも苦労しています。


私の操作方法は、左手では数字と方向キーしかないキーボードで、キャラクターの動き、アイテム拾い、ありがとうなどの伝言をします。右手は主に武器の構え、撃つ、リロード、キャラクター視線の方向転換です。他にも細かく色々あります。


何が難しいかと言うと、左手はキャラクターの走るジャンプするなどの動きを操作、右手は左右上下の方向転換を同時にしなければならないことです。私にとってはもはや脳トレです。上手く操作できず画面もキャラクターもチグハグにぐるんぐるん動いて、画面酔いしたほどです。今でも怪しい時があります。


キャラクター操作に慣れる次の難関が、どこの指でどこのボタンを押すと何が起こるか覚えることです。この文章を書いているだけで目が回ってきました。


人差し指でアイテムを拾う、ジャンプする、中指でしゃがむなど、最初の1ヶ月間はそれだけに専念していました。目線はパソコン画面を見なくてはいけないので、キーボードを見ながら操作出来ないのです。何だかピアノと似ているなと思いながら、日々訓練しています。


夫が根気強く教えてくれているので、何とかオンラインで対戦できるくらいにはなりましたが、私1人で始めたら絶対に途中で封印しています。私にとってはハードルが高いです。難しいです。最初は苦行している?と思っていました。


けれども、自分の知らないジャンル、世界に触れることができて良かったなと思っています。温故知新なのでしょうか。その必要性を感じています。せっかく生きているのですから、色々な経験をしていきたいです。


 今ではAPEXを楽しいと思い始めてきていて、YouTubeで武器の勉強や戦いでの立ち回りなど、観ることが多くなりました。遊びの概念が強かったゲームも、真剣に取り組めば良い勉強になります。


もしかしたら、またこの日記でAPEXのお話が出てくるかもしれません。

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