第12話 初配信(2)

そして自己紹介と設定・・・ゲフンゲフン・・・身の上を話して、前半戦終了。このあと後半戦に移るのだ。と言うわけでアーペックスを起動。射撃練習場でアップを行うタンタンタンという軽いM91の音が心地よく鳴る。これはいわゆるスナイパーライフルであり、遠距離と中距離をこなせるという優れものである。(ちなみに彼女は近距離では一〇〇式短機関銃が好きである。理由は単純にフォルムと射撃音が好きだから、勝ちに行く時はMP5を使い戦うことが多い。アサルトライフルならなんでも互換性があるため、弾が5.56とか合わないとかはない。だから5.56×45mmNATO弾を使うことが多い。)

当てる、当てる。ひたすら無言で目標に当てまくる12歳の少女()

そして彼女は忘れていた・・・前半戦終了後は配信を一回切らなければならないことを・・・


コメ欄

・まだ切れとらんで!!

・おおっとぉ!?

・あ

・これはやってますわ

・あかんすよ

・つかプレ帯ってマ?

・ワイより強い・・・

・きっと20くらいまでずっとFPSやっとったんやろ(震え声)

・↑いや声的にまだ20行っとらんやろ

・いやいっとってくれ

・銃の扱いがうまい天使とはこれいかに

・↑女神、な


コメント欄が反応していることなど露知らず。「さーて久しぶりだしアップするかー」と言いながらランクマッチを始める。そこには『前回のチャンピオン56キル』の文字が・・・。「チーターか・・・」本来チーターとの対戦はどんな猛者でもやりたくないというが、私は違う。

                チーター大歓迎だ!!

チートを使って負けた時の相手の顔を想像するだけで白米2杯はいける。

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