15.わが命のともしび/偽教授

作品名:わが命のともしび

作者名:偽教授

性癖:ロリババア

作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330656390503307


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 第二回性癖小説選手権と第四回性癖小説選手権にご参加頂いている偽教授さん。

 ご自身でも自主企画をいくつか開催されている方で、色々とテーマを定めて作品を募集されているので気になる方は偽教授さんのアカウントをフォローしておくといいかもしれません。


 こちらの作品は分かりやすく性癖紹介そのままで『ロリババア』の作品。

 『ロリババア』と言えば存在自体は結構昔からいた気がしますが、それがキャラクター権を得たのはここ十年ぐらいという気がします。高齢者なのに外見は少女か幼女というのいいですよね。

 偽教授さんのこの作品では、タバコではなくて煙管なところや、勿体ぶったのじゃ口調、年齢差を伝える所などの『ロリババア』の魅力でありお約束なポイントをしっかりと押さえていて、流石偽教授さんという感じがします。

 いいですよね、『ロリババア』。ババアであっても女性であり外見は女の子だからとてもいいです。ババアだからって性経験豊富なわけじゃないですし、なんでそんなに相手が興奮しているか分からないんでしょうね。そりゃ通常ではありえない存在ですし、合法だから興奮しますよ。あ、法律関係無い相手なら合法も違法も無いですか? だったら全部オッケーですね。


 という感じでとても『ロリババア』の魅力が自然と語られている今作ですが、性癖小説としては良くても性癖小説選手権の作品としては評価がしにくい部分があります。

 というのも、この所謂『ロリババア』仕草ですが、『ロリババ』に関する知識や性癖を持っている人にはとても効果的に通用しても、『ロリババア』がどういう物なのかの知識がない人には『ロリババア』の魅力が伝わりません。

 『ロリババア』仕草がどうして魅力的に映るかを記し、読者に『ロリババア』の良さを感じて貰う事が性癖小説選手権での評価軸となっている為、『ロリババア』の性癖小説としてはとても良くても性癖小説選手権の評価としては手を挙げて高得点を出すことが難しいのです。


 しかし、短いながらも『ロリババア』の良さが詰まった性癖小説であることには変わりがありません。

 偽教授さんは元々が高い技術を持っていらっしゃるので、出来れば次はその良さを『ロリババア』の性癖を持っていない人でも『ロリババア』の良さに目覚めれるような作品をにして頂けたらなと思います。ちょっとどころかかなり無茶を言っている自覚はありますが、それだけ偽教授さんには性癖小説書きとして期待していると取って頂けたらなと思います。


 とても良い『ロリババア』をありがとうございました。R18の参加OKにしていたらもっと色々書いて頂けたんじゃないかと思うと勿体なかったなと後悔させる出来栄えでした。

 ご参加ありがとうございました。

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