ChatGPTに小説は書けるか？――話題の生成系AIを使ってみた

ChatGPTに真っ当なあらすじを書かせてみる

　ChatGPTが正確な、あらすじを書けるのか試してみましょう。

作者：「僕は友達が少ない」のあらすじを厳密に、間違いなく、書いてください

ChatGPT：

『僕は友達が少ない』のあらすじを以下に記します。

主人公・羽瀬川小鷹は、高校1年生の春、転校してきたばかりの新入生です。小鷹は、人見知りが激しく、学校では誰とも話をせず、一人で過ごすことが多かったため、友達ができずに悩んでいました。

そんなある日、小鷹は図書室で読書をしていたところ、クラスメイトの比良平に声をかけられます。比良平は、小鷹と同じクラスであり、小鷹に声をかけた理由は、小鷹が一人でいるのを見かけたからでした。

比良平は、小鷹に自分の友達のグループに入ってもらい、楽しく過ごすことを提案します。最初は戸惑っていた小鷹も、比良平たちと過ごすうちに少しずつ心を開いていきます。

しかし、比良平たちの友情に満ちた日常の中で、小鷹は自分が孤独であることを痛感し、自分自身を受け入れることができなくなってしまいます。小鷹は、自分自身と向き合い、友達を作ることの意味や価値を模索し、成長していく過程が描かれています。

物語は、小鷹と比良平たちの友情や、小鷹が自分自身を受け入れるために奮闘する姿を中心に展開していきます。

　ダメだ、全然書けていない。

　いまだ比良平推し。

　リロードさせてみるか。

ChatGPT：

『僕は友達が少ない』は、平坂読によるライトノベル作品です。

ある日、高校生の羽瀬川小鷹は、クラスメイトの比良平に誘われ、彼の友達のグループに参加することになります。しかし、小鷹は自分には友達がいないと感じ、不安を抱えたままグループに参加します。

小鷹はグループに馴染めず、孤独を感じながら過ごしていましたが、ある日、自分がクラスメイトの「肉」に対して発した発言が、彼女のトラブルの原因となります。小鷹は、彼女を助けるため、仲間たちと一緒に彼女の家に向かいますが、彼女の正体が「冴えない僕の彼女」のヒロイン・坂本真绫であることを知ります。

小鷹は、比良平たちの助けを借りながら、真绫の問題を解決することに成功します。この出来事をきっかけに、小鷹は比良平たちと友情を深めていきます。彼らの存在が、小鷹の生活に希望を与え、孤独感から解放されるきっかけとなります。

物語は、小鷹が周囲の人々との交流を深め、自分自身を受け入れるために、様々な困難に立ち向かっていく姿を描きます。

　ようやく、小鷹以外のキャラクターが出てきた。

　でもよりによって「肉」とは……。

　おまけに別の作品のヒロインになっている！

作者：私は「僕は友達が少ない」のあらすじを、正確に、厳密に、過不足なく求めています

ChatGPT：

先程回答したあらすじについて、不足や誤りがあった場合はお詫び申し上げます。以下に再度、正確かつ厳密なあらすじを記載いたします。

高校生の羽瀬川小鷹は、自分には友達がいないと感じながら過ごしていたある日、比良平というクラスメイトに誘われ、彼の友達のグループに参加することになる。小鷹はグループに馴染めず、孤独を感じながらも、比良平たちの人柄に惹かれ、彼らと交流を深めていく。

ある日、小鷹はクラスメイトの「肉」に対して発言し、彼女のトラブルの原因となる。小鷹は、彼女を助けるため、仲間たちと一緒に彼女の家に向かい、彼女の正体が「冴えない彼女の育てかた」のヒロイン・坂本真綾であることを知る。彼らは真綾の問題を解決するため、様々な困難に立ち向かい、最終的には成功する。

この出来事をきっかけに、小鷹は比良平たちと友情を深め、自分自身を受け入れるためにも、様々な困難に立ち向かっていく。物語は、小鷹が自分自身と向き合いながら、周囲の人々との交流を深め、成長していく姿を描いている。

　って更に悪化している！

　正確性が増しているのが別作品のタイトル名！

　いつからクロスオーバー作品のあらすじを書くよう求めたんだよ。

　しかも別作品に存在しないヒロイン出している！

　比良平推し復活！

　だめだ使えない。

　作品を知らない人がChatGPTで尋ねたら確実に誤解する。

　……だけど、「僕は友達が少ない」を知らない人にあらすじを教えるとき、あるいは読もうかどうか決めるとき、ChatGPTに、あらすじを尋ねたらどう答えるのだろう？

　まあ、嘘八百が並べられるでしょう。

　しかし、正確なあらすじを書かせるにはどうすれば良いのだ？