第6話 あの時から数分後

「もう、知らないっ・・・」

アイツがむくれて公園の外の道路に飛び出した。


「あっ・・おいっ・・・」

フイをつかれた俺はアイツの後姿を呆然と見送ってしまった。


その時。

視線の端に大型トラックが目に入った。


遠くから猛スピードで走ってくる。

嫌な予感と共に俺の身体は自然と動いた。


「あぶないっ・・・」

声と同時にアイツを突き飛ばした。


そして。

俺の視界は真っ白になったんだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る