負のスパイラル

赤花椿

           序章

 彼と出会ったのはとある日の合コンでのこと。

 二十歳を過ぎた大学三年生の私は、友人三人と夜の街を歩く。

「いい人いたらどうする?」

「え~、連絡先交換してさっさとヤっちゃう」

「あはは! あんたすぐ食べようとする~」

「だって既成事実作っちゃえばこっちのもんでしょ? 男なんてちょろいんだから」

「それな。ちょっとそれっぽいこと言うだけですぐ騙せるしね」

「ほんと、男なんかちょろい」

「男の存在意義なんてATMだけでしょ?」

「「「あははは!」」」

「……」

 隣を歩く三人の友人はそんな会話に花開かせる中。私は特に会話には参加せず、合コン会場である都会のとある飲食店へ向けて歩みを進める。

 厚い化粧に、ネイル。身に着ける服もバッグもヒールも奮発したブランドもので、髪は当日に芸能人も利用すると有名な美容院でセットしてもらい、可愛らしいものとなっている。

 全て今日この日のためだけのもの。

 彼女たちは普段からそれなりにおしゃれをするタイプではあるが、日常的に凝ったことはしない。

 そのため今日は奮発しただけあって仕上がっているのだろう。歩いていると、通り過ぎる男たちがこちらに興味の眼差しを向けてくる。

 そして時折、数人のグループの男たちからナンパされることも。

「……」

 私はふと自分の身なりを確認した。

 今日のコーデは可愛さも大人っぽさも兼ね備えた落ち着きのあるカジュアルな服装。洋服に掛けた金額は三人に比べればかなり安い。

 別にファッションに興味がないわけではないのだ。その逆。

 だが、お金を掛けずいかに可愛く決めるか。私はそれを楽しんでいる。

 なので、今まで買ったものは全てノーブランドの安いところ。もしくは古着屋で買ったものだ。

 そんな私でもこうして友人から合コンに誘われるということは、上手く騙せているらしい。

 隣を歩く友人たちはそれなりに容姿や身に着けているものに気を付けている。それは付き合う友人に対しても。

 この人は自分に釣り合う存在か。それを品定めしている光景はよく目にしているので、この友人たちは性格が悪いことは分かっている。

 というか、会話の内容からして性格は悪い。

 そもそも友人と呼べるほどの存在だろうか。

 まあどちらにしろ私は、この人たちのお眼鏡にかなったようなので勝ちだ。

 ちなみに今まで彼女たちから着ている服がどこのブランドなのか聞かれたことはない。

 彼女たち自身も身に着けているものがどこのブランドであるのか、という話は聞いたことがないので、おそらく気にしているのだろう。

 もし自分が持っているブランドよりも上のブランドを友人が身に着けていた場合、下手をすれば下に見られ、運が悪ければ仲間外れにされかねないという恐怖から。そんなことはないと思うが、彼女たちはプライドが高いのだろう。

 自分たちは対等な存在でなければならないと。

「まじ今日のために奮発しすぎてお金ないんだけど~」

「私も~」

「それな~」

「合コン代はどうせあっちが出してくれるでしょ」

「てかその程度の金も出せない男とか論外」

「お前たちのために私たちは身なりに金使って可愛くしてやったんだから、金出すのは辺りまでしょ?」

「「それな!」」

「「「あははは!」」」

「タクシー代も出してもらわないと困る~」

「一人一台」

「ヒール履いていると疲れるよね~」

「男にはこの気持ちわからないもんね」

「ほんと男って楽でいいよね~」

「それな~」

「……」

 人目を気にせず最低な会話を繰り広げる彼女たちを横目に、私は一人で黙って隣を歩く。

 こんなにも会話に混ざらないにも関わらず、彼女たちが何も言ってこないのは、私が積極的に会話に混ざらないことを理解しているからだ。

 そうであるにも関わらず仲良くしてくる理由としては、私の容姿が良いからなのだろう。

 自分で言うのもどうかと思うが、容姿には自信があった。

 幼いころはそうでもなかったが。小学六年生になったあたりから男子たちに告白されるようになり、中学、高校、大学とだんだん増えていった。

 異性から告白されているのだから、嫌でも自分の容姿が良いことくらい気づく。

 そして、普通なら告白されまくる人を見て女は嫉妬して毛嫌いするものだと思うが、この三人は違った。

 モテる私を見て目標にしたのか、それとも利用できるとでも考えたのか、どちらでもいいが近づいてきた。

 私の見立てでは、容姿のいい人と友人であることを少なからずステータスにもでもしているのではないだろうか。

 私としてもこの三人が近づいてきてくれてちょうどよかった。何故なら最近、彼氏が欲しいと思っていたから。

 合コンばかりしているという噂が立っていたこの三人と行動を共にすれば、合コンに参加できてあわよくば彼氏をゲットできるかもしれないと思ったのだ。

 それを利用しない手はない。

 そしてことは上手く運び、合コンには何度も誘われ参加できた。

 さらにはこの三人の性格の悪さも見えて面白かった。

 私自身、性格が良くないことは分かっている。異性に対して男性ではなく男と言っている時点で性格は悪い。それでも三人よりはましだと思う。多分。

 合コンに参加できたのは良かったが、成果はない。

 正直、合コンに参加して見えてきたのは、男たちの下心丸出しのところと、必死すぎて見ていて辛くなるというところ。

 別に下心は多少あってもいい。というか全くない奴は逆に怖い。それでも胸元を正面からチラチラ見られる感覚は気持ちが悪い。

 そして、会う男会う男みんなして自分をよく見せようとし過ぎておく手になりすぎているし、自分に自信がないのか頭が低く、もれなく友人三人に小ばかにされている。

 まあ、女も仮面をかぶって性格は取り繕うので何とも言えないが。

 合コンに参加した女たち恒例の化粧直しのお手洗いタイムでは、私も含めてトイレへ行けば三人の男に対す評価の低さをもれなく聞かされ、同じ女の私でも、女って性格悪いなと改めて気づかされる。

 そして三人から口癖のように出てくる言葉が。

「真面目そうでつまんない」

「面白い男いないね」

「面白い男いないかな~」

 という。曖昧な言葉。

 面白いとはいったい何だろうか。笑わせてくれる人のことを指すのだろうか。

 流石に初対面で面白く見せるのはかなり難しいと思う。

 初対面なのだから緊張する。特に男は自分をよく見せようと、認められようとすることに必死になってしまう。

 だから真面目を取り繕ってしまうのだが、そんな彼らにいきなり面白いことを求めてどうするのか。

 それならいっそのことホストにでも行けばいいと思う。

 と、気が付けば本日の合コン会場のイタリアンレストランに到着していた。

「ここだね」

「はいろはいろ」

「いい男だといいな~」

「……」

 お店に入ると、雰囲気はとても良い店だ。ウエイトレスに席に案内されると、そこには四人の男が私たちの姿を目にするなり立ち上がり、笑顔を見せてお辞儀してくる。

 そんな彼らに対して。

「どうも~」

「はじめまして~」

「いいお店ですね~」

「今日はありがとうございます」

 三人の言葉に続き、私も必要最低限の言葉を口にして席に着く。

 今日の合コンの予定を立てた男が、様子を確認して口を開く。

「え~、今日は集まっていただきありがとうございます。それじゃあ自己紹介から始めよっか?」

 男はそう言いうと男性陣から自己紹介を始めた。

「斎藤拓海と言います。大学三年生です」

「宮代明です。同じく大学三年生です」

「田中佐介です。大学三年生です」

 三人が笑顔で自己紹介をしていく。みんな今日のために決めてきたに違いない。いい洋服を身に着けて、髪をセットしてきている。雰囲気から本気であるとことが伺えるが、それは今までの男たち皆がそうだった。そして最後の四人目。

「東上聖也です、よろしくおねがいしま~す」

 三人と比べて適当な感じの喋り方に、少しやる気のなさそうな雰囲気をまとった男。

 この場にあまりそぐわない感じをにじみ出している。

 服装は安物という感じだが、ファッションセンスはあるようで似合っている。髪は短くカットされているが、セットまではされておらず最低限のおしゃれという感じだ。

 ちらと横に座る三人を見てみると、表情は笑みのままだが論外という眼差しをしていて、彼は完全にこの合コンでは見込みががなくなってしまったかもしれない。

「……」

 だが私は何となく東上聖也と名乗った彼を見て、今まで見てきた男たちとは違う雰囲気に少し興味が沸いていた。

 男性陣の自己紹介が終わったということは、今度は女性陣が自己紹介をする番だ。

 もう何度目か数えるのが面倒に感じてきた自己紹介。

 先に三人が自己紹介をする。

「南条綾香です。大学三年生ですよろしくお願いします」

 わざわざ立ち上がり礼儀正しくお辞儀をして見せる彼女。この時点で彼女は仕掛けているのだ。

 わざわざ立ち上がってお辞儀をするという行儀の良さを見せることによって、男たちから好感度を勝ち取り、そしてお辞儀という行為をすることによって服の隙間から見えるご自慢のお胸の谷間を見せ、男たちの中に眠る下心という名の獣を呼び起こし、自分に注目を浴びせるという彼女ならではのテクニック。

 そのテクニックは上手くいったのか、男たちの喉が動く様子が見て取れた。

しかし一人だけ、東上聖也は確かに綾香の谷間を見たが、次に彼女の顔を見ると、視線を外してつまらなそうな顔を見せた。

顔を完全にそらしていたため、三人から彼の表情を窺うことは出来ないだろうが、彼の正面に座る私には確かに見えた。

何のために合コンに来ているのだろう。

そして次の自己紹介へ。

「宮崎沙奈絵です。ちょっと緊張して上手く話せる自信がありませんがよろしくお願いします」

 そう自己紹介した沙奈絵も綾香に習うように立ち上がってお辞儀をするのだが、緊張している風を装い清楚感を出す。

 そうすることによって男性陣からの評価を上げようという魂胆なのだ。

 先ほどまで最低な会話をしていた人間とは思えない。

 東上聖也を見てみると、笑みは作っているものの目は興味なさそう雰囲気。

 そして三人目も立ち上がる。

 これは私も便乗しなければならない流れだ。

「栗原郁美です。よろしくお願いします」

 彼女は彼女で少し大人っぽさを出すために長い髪を前に持ってきて片方の鎖骨を見え隠れさせ、たまに前髪を掻き上げるような仕草をして見せる。

 また東上誠也を見てみると、用意された飲み物を一口。

 今度は自分の番か。

 そう思い立ち上がる。

「斎藤咲です。三人と同じ大学通っている大学三年生です。今日はよろしくお願いします」

 三人のような露骨なことはせず自然に、それでいて声は優しめに緊張を解くつもりで微笑を向けて、角度の浅いお辞儀で礼儀正しく。

 染めたことのない黒く長い髪が、前に垂れてしまったので何となく耳に掛ける。

 そして座って目の前に座る東上聖也を見てみると、こちらに目を向けているようで見ていない目。

 それを見てなぜか私は少しだけムッとしてしまった。

 こうして合コンが始まり、会話は一人を除いた男性陣たちが頑張って広げていく。

 それにわざとらしい反応をして嘘の笑いを漏らし、あくまで楽しんでいる風を装っている女三人。

「あ、落しちゃった」

 と、清楚系を装った沙奈絵がナプキンを落してしまい、それを取るためにテーブルの下へ。

 男性陣は気が付いていないようだが、沙奈絵のこの行動には意味がある。ナプキンをわざと落し、男性陣たちが履いている靴が奇麗なのかどうかを確認しているのだ。

 確認することで、この合コンに対してどれだけ本気なのかを確かめる。

 沙奈絵の行動は私を含めるほかの二人も理解していた。

 そして確認を終えた沙奈絵は居ずまいを正すと、男たちに気づかれないように。それでいて私たちに見えるようにテーブルに指を置くと、まずは指でテーブルの上を一回タップ、そして今度は二回タップ、最後に三回タップした。

 これは左からの順番を指しており、左から三人目まではクリアを意味し、四回タップがなかったということは私の目の前にいる四人目の東上聖也はアウトを意味しているのだ。

 本当に女は怖い生き物だ。

 そうして会話を続けていくが、東上聖也だけは会話に参加しようとはせずに黙々と料理を口に運んでいるではないか。

 周囲も全く彼に話を振る様子がない。

 目の前にいるのに自分も黙っているのは気まずいので、なんとはなしに話しかけてみようか。

「東上さんは、何かご趣味とあるんですか?」

 我ながら安直すぎるが、こういう寡黙な人にどう接すればいいのかいまいちわからない。

 すると話しかけられた当の彼は口の中に入っている料理を飲み込んでから口を開く。

「ゲームくらいですかね」

「そうなんですね」

「はい」

「……」

「……」

 会話が弾まない。

 二人の間に、いや、私だけが気まずい状況に陥っている。

 東上聖也は特に気にした様子もなくまた黙々と料理に手を付けていく。

 周囲の人同様、この人との会話は諦めたほうがいいかもしれない。そんなことを思っていると。

「あの、斎藤咲さんでしたよね?」

「え? はい」

 東上聖也が話しかけてきたことに思わず驚いてしまう。

 そんな私の気持ちのことなど知らない彼の次に放った言葉にまた唖然とした。

「自分はただの数合わせなので気にしなくていいですよ」

「……」

 その一言が最後となり、彼は何もしゃべらなくなる。

 そしてどのくらいの時間が経過しただろう。

「ちょっとお手洗いに~」

「あ、私も」

「うちも~」

「私も」

 そう言って綾香を筆頭に女全員がお手洗いへ。

 鏡の前で化粧を軽く直しながら三人が話しだす。

「いい男いた?」

「ん~微妙」

「今回も外れか~」

「てかあの東上だっけ? あの人やばくない?」

「それ、マジでうちらに興味なさそうな態度取るじゃん」

「何様って感じ」

「やる気ないならくんなよ」

「服も安物だし、靴汚かった」

「論外もいいところ」

「咲はあの東上って男どう思う?」

「え~あ~まあ、まだわかんないよね」

 突然、聞かれて目をそらしながら何となくで応える。

「咲は優しいな~」

「ほんと、美人なのに性格もいいなんて羨まし~」

 などと言われて苦笑いで返すしかない。

 こうしてお手洗いから帰り、席について合コンの続きが始まるも、東上聖也は何もしゃべることはなかった。

「今日はありがとう!」

「連絡先交換しません?」

「私も~」

 合コンはなんだかんだ終わりレストランを出たあと、それなり仲良くなれたのか連絡先を交換したりしている。

 楽しい談笑が繰り広げられる中。

「……」

 周りを見てみると、東上聖也の姿はもう私たちのいる場所からかなり離れていた。

「ごめん私、親に買い物頼まれたから!」

 私はそう嘘をついてその場を後にすると、東上誠也の後を追いかけた。

 走りにくいヒールで頑張って走り、何とか背中に追いつき。

「あの! 東上さん!」

「はい?」

 適当な返事をして振り返る東上聖也の目は少し驚きに満ちていた。

 それもそうだろう。わざわざ追いかけられることなどなかなかない。

 激しい呼吸を落ち着けて口を開く。

「東上さんは、どうして合コンに参加したんですか?」

「……それはどういう意味ですか?」

「明らかに面倒くさそうな感じだったじゃないですか」

 私の言葉が確信をついていたのか、彼は本性を出した。

「あ~。今日はたまたま誘われて面白そうだったから参加しただけですよ?」

「面白そうだったから?」

「はい。どんな雰囲気なのか。参加する人はどれくらい気合を入れてるのかとか、どんな人が参加してるのか気になったからですよ」

「じゃあ最初から合コンで相手を探すつもりはなかったんですね」

「だって、合コンとかに参加する女って性格悪そうじゃないですか」

「それは」

 否定できない。確かに自分を含めてみんな性格は悪い。

「俺の偏見かなって思ってたんですけど当たりでした」

「性格悪いですね」

「女が嫌いなので。わがままで察してとか無茶なこと言ってくるわ自分の思い通りにならないと不機嫌になるし」

 この人は一体どんな経験をしたのだろうか。女性に対しての愚痴が当たり前のように出てくる。

「ということで俺は彼女は面倒くさいしいらないんで、適当に参加したんですよ」

 言い終わってすっきりしたような表情を見せる彼だが、本心を隠している気がした。

 確信はないが指摘する。

「嘘ですよね?」

「え? 本当ですけど」

「彼女がいらないなんて、嘘ですよね」

「……」

 図星だ。

 どんなに表情や言葉を取り繕ったとしても。性格は隠しきれないし行動に現れる。

 彼女はいらないと口にしたが、これだけ女性に対する嫌悪感が出て本当に嫌いならば、合コンなんかに参加するはずがないのだ。

 嫌いと言いつつも合コンに参加するということは、ほんの少しの望みと期待を持っていたに違いない。

 もしかしたらいい人がいるのかもしれないと。

 この人はいいかもしれない。

「初対面の私に対してそこまでのことが言えるなんて。東上さんて、面白いですね」

「は?」

 予想すらできないだろう感想を言われ、東上聖也は思わず間抜けな声が漏れだす。

 私はさらに困惑させる言葉を発する。

「連絡先を交換しませんか?」

「はあ?」

 今度はさらに大きな声が口から漏れ出す彼。

「ここまで最低なこと言ってるのに何でそこで連絡先の交換が出てくるんですか?」

「変にカッコよく見せようと必死になる人に比べたらいいなと思っただけです」

 この人かもしれないと、私は思ってしまったのだ。

「男の趣味悪いですね」

「私が誰を選ぼうが他人から指図されるいわれはないです」

 私の言葉に東上聖也は鼻で笑う。

「斎藤さんもはっきり言うタイプなんですね」

「東上さんほどではありませんよ?」

 わざとらしい笑みを向けると、可笑しそうに笑って返してくる。

「綺麗な薔薇には棘があるってやつか……」

 小声で言ったつもりなのだろうが、女の耳は鋭い。私が聞き逃すはずがない。東上誠也との距離を詰めて悪戯っぽくニヤニヤして見せる。

「褒めてくれたんですか? 綺麗ですか?」

 しまったという顔をする東上誠也だが、観念して頭をポリポリと掻き。

「損得もしないことに嘘ついてどうするんですか」

 目をそらしながらそう言った彼はため息を吐くと目を合わせてくる。

「連絡先は交換しますけど、付き合うかどうかは先ですよ」

「え? 付き合ってもらえると思ったんですか? 一目惚れなんかしてませんよ」

「性格悪いですね」

「お互い様ですよ」

 彼の罵倒に笑顔で返しながら連絡先を交換した。

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