プリティーな私の物語

秋色音色

プロローグ

 私は世界一プリティーな女の子です。神様ですらデレデレにしちゃいます。



 ちょっと言い過ぎました。


 そんなプリティーな私には、1つだけ他人と違う奇妙奇天烈な能力が備わっています。


 それは……モノと会話できることです。


 何を言っているんだこの小娘は、と思ったことでしょう。でも本当の事なんです。


 しかし、そんな魅力的な能力を持ち合わせていても辛いことはありました。

 それでも、私はこの能力を捨てたいと思ったことはただの一度もありません。 


 だって――


 ここからは実際に私の物語をお話しますね。

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