書き手らしい小話

 重い話ばかりだったので、そろそろ執筆や作品に関する、真面目な話でも……。

 


 以前は、漠然とした内容から、話を作っていました。

 キャラ設定を考えて、好きな場面から話を膨らませる。

 そんな感じです。


 今は、タイトルが先に浮かんで、そこから突然、冒頭を書き始めます。

 一行程度です。

 そこから、キャラの名前や設定。

 プロットのようなものを頭で考え始め、スマホにメモしていく。


 書ききれないほどの量であれば、B6のノートにメモします。

 字が汚くて、解読不能になることがあるので、気をつけていますが……。


 母曰く「自分の書いた字くらい読めなきゃダメよ」


 いやいや、あなたも字が汚いでしょう。と言って、この読めない字は何て書いてあるのか、とカレンダーを指しました。


 すると、何故か読めるんですよ。


 おのれ……!


 そんな強者もいます。



 全然参考にならないお話作りですね。


 以前、しっかりとプロットを書いたことがありました。

 ただ、それだけで熱量が終わってしまい、その作品がつまらないものになってしまったんです。


 がっちり作ったせいか、キャラは動かない。私自身ものれない。そんな感じに。


 なので、こんな流れ的なものにしています。


 けれど、商業化を目指すとなると、やはりそれではダメなんでしょうね。


 以前、有り難いことにシナリオのお話をいただきました。

 その時、いつものような曖昧なプロットになってしまったんです。

 勿論、相手に上手く伝わるわけがなく。

 最後まで、きっちりと書いて送り直しました。

 そして、いざシナリオを書いていくと、ラストまでの熱量がなくなるんです。


 その仕事は、シナリオが通っても通らなくても支払っていただけるという、何から何まで有り難いところでした。

 BLは書いたことがないんですが、と伝えても構わないと仰られて、挑戦しましたが、やはり採用ならず……。


 しかも、可能であればまたシナリオを依頼したいと仰られました。

 社交辞令かもしれませんが、とても嬉しかったです。


 余裕ができたら、また挑戦してみたいです。

 拒否されなければ……。


 プロットの作成。熱量の維持。

 課題は山のようにありますね。


 けれど、一言。

 私はガチ勢ではありません。

 色々なところに応募していますが、書いたら出してみたい。それだけなんです。


 あとは、色々なものを書けるようになり、最終目標である作品を書くこと、なんです。


 最終目標と言っている作品の題材は『復讐もの』


 このエッセイの最初に出てきた毒祖父母を題材にした作品です。


 カウンセラーさんに相談した時、私の説明も悪かったんだと思います。

 未だに上手く説明できないので。


 だから私の気持ちを昇華させるためにも、書きたい!

 あぁいう人間たちがいることを知ってもらいたい!


 ただの自己満足です。

 書いていて分かったのですが、読者様は共感を得たいのであって、真新しいことは求めていない。

 だから、受け入れてはもらえないと思っています。


 けれど、それでもいいんです。

 私にとって一番大事なことなので。


 ですから、私が『復讐もの』を書き始めたら、察していただければと思います。

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