第15話 カスタム練習②
カスタム練習が開始され三日目、本番前日である。
初日に対抗策を見つけたことで三回に一回は朝霧さんチームに勝てるようにはなってるがやはり一発勝負で勝てないと意味がない。
てか2マッチに一回喧嘩を売ってるので相手も俺たちに対抗策を使うようになっている。
てなわけでカスタム練習ラストマッチである
「この三日間疲れたなぁ…でもそれと同時に楽しかったなぁ」
「雅くんのおかげでぼろ負けするってことはなさそうだね!」
「雅さんのIGLが上手いからなんとか勝ててるけどそうじゃないと本当に勝てなさそう…」
『それはそう』
『雅の視野の広さが異次元』
『あと普通に上手い』
「いやー、二人に褒められるとなんか奢ってあげたくなるよね」
「「やめてください!!」」
「あれ~?なんでだ」
『デビュー初日に四桁万の食材を食わせ、その後いろんなところに連れ回し高いもんを食わせている。反論できるとこあるか?』
「滅相もございません」
「ほら!雅くん、ラストマッチ始まるよ!」
「はーい」
ちなみに構成は初日に使ったネブモクジアである。これが一番使いやすいし勝率が高いのだ。
「てなわけで物資揃えて最後だし喧嘩売りにいくか」
『二度に一回喧嘩売ってるのに最後だしは草』
『朝霧チームに喧嘩売りすぎて蜜柑ちゃんと万葉が強くなってるもんな』
「物資集まった?」
「回復が心もとないかも」
「あ、じゃあ俺の上げるよ。モクタンだからHP回復するし」
「ありがとう雅くん!」
「良いってことよ」
『三季組てぇてぇ』
『三季組(蜜柑ちゃん空気)』
『草』
「朝霧さんチーム倒しにいきますか」
「「はーい」」
「あ、いたいた!多分ジアのドーム出た時点で向こうもまたあいつらかって思ってるよ」
「それはそうだと思うけど強いのが悪いよ」
「てなわけで行きますか」
「じゃあ俺が卯ノ花さん倒しますんで各個撃破してきてくださいね」
「頑張るね!」
「いってきます!」
そして俺たちは朝霧さんチームの拠点に乗り込んだ。
「いたいた!卯ノ花さんとやりあってる!」
「こっちも朝霧さんめっちゃロー!」
「LITEさん倒したけど朝霧さんに落とされちゃった!ごめん!」
「あ、卯ノ花さんやれたやれた!フォロー向かう!」
「朝霧さん…あぁ!ごめん!あとちょっと!」
「どっち行った!?」
「左左!」
「あ、いた!痛い痛い!ここじゃい!」
HEAD SHOT!
「おっしゃあ!朝霧チーム撃破!」
「ナイス!」
「雅さんナイスです!」
「あ、漁夫来てる!すぐ起こすから急いで回復して!」
『喜んでる暇もねぇ!』
『朝霧たちからしたら喧嘩売りまくられてて可哀想なんだよなあ』
『強いのが悪い()』
「あっ!ごめんやられたぁ…」
「ナイファイナイファイ!」
「じゃあ観戦して終わるまで待ちますかね」
終盤2チームが残り、スナイパーで撃たれた相手チームが慌ててその間に突入されると言う作戦をされ安置不利側のチームが負けてしまった。
「はーい!カスタム練習終了しまーす!ちょっと気になるところにインタビューしに行こうかな!はい、まずは優勝候補 朝霧くん!」
「はーい、呼ばれて出てきた朝霧でーす。イヤー今回の練習結構ツラかったっすね。他のチームが俺たちの対策してくるのは勿論なんですけど今話題の彼ですよ。春野くん。彼のチームが二戦に一回は喧嘩売ってきちゃうからもうキツいのなんので」
「って言われてますよ~。見てますか春野くーん」
なんか悪いことをした気分。いや悪いことなんだけどね!?
「じゃあその話題の彼、春野くんにインタビューしたいと思います」
「はーい、なんか悪いことしましたね。朝霧さん今度食材持ってくんで許してください!」
「最強のハンバーグ三人分作ってくれるなら良いよ」
「作らせていただきます!」
「あ、裏でお前ふざけんなっていってる人いるんでインタビュー終わっても?」
「はーい、朝霧くんありがとねー、じゃ、春野くんも頑張ってね!」
「頑張りまーす」
「よーし、じゃあ今日は終わろうか」
「そうだね!明日のカスタムも頑張ろうね!」
「じゃあ、また明日会いましょう!雅さん、万葉くん、お疲れ様!!」
「お疲れ様!!」
「おつかれぇい」
てなわけでカスタム本番、頑張って優勝します。
◆──あとがき
投稿が遅くなり申し訳ございません!少し忙しいことになってまして帰ってきたらすぐに寝るって感じになってしまいました。
話題がすごく変わりますが目標だった一週間で15000PVありがとうございました!
なんならまだあと二日あるんで20000PV目指してます!
それではみなさん、新生活頑張ってお過ごしください
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