見果てぬ緑の草原の真ん中に

僕はひとり その大木を眺めていた

頬を殴る乱暴な風も

今ではもう 僕の胸には届かずに

ただ 永遠へと繋がる扉のへりの辺りに

その透明なひたいを 奇妙に打ちつけている


ああ 今日からは 僕が未来だ




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