AI百物語

@kuramori002

【メモ】経緯

 毎夏に量産される実話怪談本を読んだことがあるだろうか?


 それを作るのが俺の仕事なのだが、正直、常にネタ切れ状態だ。


 よく考えてみてほしい。仮に、1冊の本に20本の実話怪談が収録されているとしよう。それが毎年10冊でるなら、毎年毎年、20×10=200本の実話怪談が―――つまりは「素人が怪奇現象に出会う」という出来事が起きていることになる。

 そんなわけあるかよ、という話だ。


 最近、文章を生成できるAIについて知った。


 識者様たちの仰るところによれば、近い将来、俺みたいな木っ端ライターの仕事はそのAIに奪われちまうらしい。


 非常に腹立たしい。


 しかしながら、どうにもこのAIの盛り上がりは止まりそうにない。

 そこで俺は考えた。

 どうせ奪われるってんなら、それまでのちょっとの間ぐらい、楽をさせてもらっても良いんじゃないだろうか―――と。


 これは、そのアイデアを実行して色々生成してみた記録だ。


 編集部に提出する原稿は、AIが作ったものをを元にブラッシュアップする予定だから、こいつは公開しても構わないだろう。


 お楽しみいただければ幸いだ。

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